住宅ローンを組むのは、人生の中でも特に大きな決断の1つですよね。そんな決断をするときに避けたいNG行為を3つご紹介します。
NG行為1.よくわからないからと「なんとなく」で決める
住宅ローンを組むとき、金利、保険、手数料などお金の話がどんどん出てきますが「難しい」「よくわからない」とスルーしてしまわないようにしましょう。あとで「こんなはずでは」とならないよう、内容をきちんと理解して、数十年先まで見据えて慎重に検討することが大切です。
NG行為2.憧れに流されて無理なローンを組む
事前に予算を決めていても、目の前に待ちに待った理想の家が出てくるとつい「予算オーバーだけど、がんばればなんとか……」と背伸びした契約をしてしまう方もいます。
途中で返済できない事態に陥らないよう、家を買うときは税金や管理費などローン以外の費用も念頭に、具体的なシミュレーションや比較を必ず行いましょう。「毎月の住居費が手取りの20%程度」が1つの目安です。
NG行為3.書類の不備や虚偽申告
住宅ローンは金融機関の審査に通過できないと借りられません。でも、どうしても通過したいからといって有利になるようにウソの情報を書くのは論外です。
また、提出した書類や資料に不備があると契約や引渡しの時期が遅くなる、月をまたいだせいで適用される金利が変わる、などの影響が出ることもあります。難しくても急いでいても、申し込み手続きは「丁寧に正確に」を心がけましょう。
住宅ローンは数十年の付き合い!熟考して決断しよう
30年近くの長期に渡って付き合っていくことも多い住宅ローン。よくわからないまま直感で手続きしてしまうと後悔することになるかもしれません。「早く契約したい!」と焦ってしまうかもしれませんが、くれぐれも慎重に申し込むようにしましょう。
関西学院大学商学部卒業後、銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。AFP資格保有。
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