高齢者でも借りられるカードローン13選!80歳以上・年金のみでも安心な借入方法を徹底解説

2025/06/30 00:00

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「もう高齢だから、お金を借りるなんて無理だろう」。急な出費を前に、そう諦めてはいないだろうか。しかし、その心配は必ずしも正しくない。実際には、年齢を重ねた人でも安心して利用できるローンや、年金収入だけでも申し込めるカードローンは存在する。この記事では、80歳以上の人でも利用を検討できる借入先から、状況に応じた最適な選択

「もう高齢だから、お金を借りるなんて無理だろう」。急な出費を前に、そう諦めてはいないだろうか。

しかし、その心配は必ずしも正しくない。実際には、年齢を重ねた人でも安心して利用できるローンや、年金収入だけでも申し込めるカードローンは存在する

この記事では、80歳以上の人でも利用を検討できる借入先から、状況に応じた最適な選択肢まで、13のローンを厳選して徹底的に解説する。

ご自身の状況に合った借入方法を見つけ、お金の不安を解消するための一歩としてほしい。

  1. 「高齢だから借りられない」は間違い?年齢制限や条件をクリアすれば借り入れは可能
  2. 【目的別】高齢者がお金を借りる4つの主な方法と選び方
    1. 【すぐにお金が必要なら】消費者金融・信販会社のカードローン
    2. 【低金利で借りたいなら】銀行カードローン
    3. 【生活に困窮しているなら】公的融資制度(生活福祉資金貸付制度)
    4. 【自宅を担保にできるなら】リバースモーゲージ・不動産担保ローン
  3. 高齢者でも借りられるおすすめカードローン13選
    1. プロミスは74歳まで申込可!上限金利の低さと融資スピードが強み
    2. アコムは72歳までOK!はじめての方でも安心の業界最大手
    3. レイクは70歳までで年金収入のみも可!最大365日の無利息期間で利息を軽減
    4. アイフルは69歳まで!独自の審査基準を持つ独立系消費者金融
    5. SMBCモビットは74歳まで!Web完結なら原則電話連絡なし
    6. ベルーナノーティスは80歳まで借りられ年金収入のみでもOK
    7. セゾンファンデックスは80歳まで利用可!ATM手数料無料で使いやすい
    8. フタバは73歳まで対応!少額融資に特化した老舗の中小消費者金融
    9. セントラルは69歳まで!全国対応・即日融資も可能な実力派の中小金融
    10. 三井住友銀行カードローンは69歳まで申し込めるが年金収入のみはNG
    11. auじぶん銀行カードローンは70歳未満OK!auユーザーは金利優遇
    12. オリックス銀行カードローンは69歳まで!ガン保障特約付きプランあり
    13. 三菱UFJ銀行バンクイックは65歳未満まで!メガバンクの安心感が魅力
  4. 80歳以上でも借りられるカードローンやローンはある?
    1. リバースモーゲージは自宅に住み続けながら老後資金を確保する方法
    2. 不動産担保ローンは不動産を担保にして元金と利息を返済していく
  5. 高齢者のローン審査で重要視される5つのポイント
    1. 安定した収入があるか
    2. 借入額が年収の3分の1になっているか(総量規制)
    3. 担保ローンの場合、健康状態は良好か
    4. 信用情報に傷がないか
    5. 他社からの借入状況
  6. 高齢者が安全にお金を借りるための注意点
    1. 「誰でもOK」「審査なし」などの甘い言葉を信じない
    2. 返済計画は家族や信頼できる人と共有する
    3. 契約内容は必ず細部まで確認する
    4. 借り過ぎを防ぐ「貸付自粛制度」も知っておく
  7. 高齢者のローンに関するよくある質問

「高齢だから借りられない」は間違い?年齢制限や条件をクリアすれば借り入れは可能

「高齢である」という事実だけで、金融機関からの借り入れを諦めるのはまだ早いです。結論として、各金融機関が定める年齢制限や収入条件といった基準をクリアすれば、高齢者でも利用できるローンやカードローンは実際に存在するのです。

確かに、高齢になると「年金収入だけでは審査に通らないのでは?」「そもそも何歳まで可能性があるのか?」といった不安は尽きないだろう。

しかし、金融機関が審査で最も重視するのは年齢そのものよりも「安定した収入」と「返済能力」だ。

そして、公的年金は国が支給する安定性の高い収入源として、審査上の評価対象になる場合がある。

実際に、ベルーナノーティスのように消費者金融のなかには80歳まで申込可能な商品もあれば、オリックス銀行のように、銀行が年金受給者向けのローンを用意しているケースもある。

さらに、病気や失業などで生活に困窮している場合は、国がセーフティネットとして用意する公的融資制度も選択肢になる。

大切なのは、自身の年齢や収入、資金の使い道に応じて、最適な借入先を冷静に見極めることだ。

まずは、主な借入方法の特徴を下記の一覧表で確認し、全体像を把握することから始めよう。

高齢者の主な借り入れ方法

借入方法の
種類
年齢上限の
目安
金利(年率)
の目安
限度額の
目安
融資
スピード
年金収入
のみ
担保・
保証人
消費者金融・
信販系
70歳前後
(一部80歳まで)
高め
(約3.0%~18.0%)
比較的低め
(~800万円)
最短即日 原則不要
銀行
カードローン
65歳~70歳未満
が多い
低め
(約1.5%~14.5%)
比較的高め
(~800万円)
数日~ 原則不要
公的融資
制度
制限が
ゆるやか
無利子~
低金利
目的による 時間がかかる 要相談
リバース
モーゲージ等
50歳以上
など
低め
(約2.0%~4.0%)
不動産評価額
による
時間がかかる 自宅等の
不動産

このように、借入方法ごとに年齢上限や金利、審査の傾向は大きく異なる。次の章からは、これらの選択肢をさらに詳しく掘り下げ、それぞれのメリット・デメリットを解説していく。

【目的別】高齢者がお金を借りる4つの主な方法と選び方

高齢者がお金を借りる方法は、大きく分けて4つに分類できます。そして、どの方法が最適解となるかは、「何を最も重視するか」によって全く異なります。

そのため、自身の目的や状況を正確に把握し、それぞれの方法のメリットとデメリットを理解したうえで選択することが、後悔しない借り入れにつながる。

例えば、融資までのスピードを求めるのか、少しでも返済総額を抑えたいのか、生活再建そのものが目的なのか、といった具合だ。

ここでは、これら4つの借入方法を詳細に解説し、高齢者の方が最適な選択をするための具体的な判断材料を提供していこう。

【すぐにお金が必要なら】消費者金融・信販会社のカードローン

突発的な出費で「今すぐ」お金が必要な状況なら、消費者金融や信販会社のカードローンが最も現実的な解決策です。最大の理由は、その融資スピードにあります。

消費者金融・信販会社のカードローンの特徴
  • 融資スピードが最短即日と早い
  • 保証人や担保がいらない
  • 金利が銀行カードローンに比べて高め

消費者金融や信販会社のカードローンは、ウェブサイトから24時間申し込み可能で、審査が早く、最短で即日中に自身の口座へ振り込みが完了する商品も多い。

また、原則として担保や保証人が不要なため、誰にも迷惑をかけずに個人の信用情報だけで契約手続きを進められる点も大きな特徴だ。

例えば、予期せぬ入院や手術で医療費が必要になった、遠方の親族の冠婚葬祭に駆けつけなければならない、といった数日も待てない緊急性の高い資金需要に適している。

なかには、高齢者向けに年齢上限を高く設定しているサービスもある。

高齢者でも借りられるカードローン
主なサービス例 年齢上限(申込時) 実質年率(金利) 年金収入のみ
ベルーナノーティス 満80歳まで 4.5%~18.0% 申込可
セゾンファンデックス 満80歳まで 6.5%~17.8% 申込可
プロミス 18歳~74歳 4.5%~17.8% 申込不可

プロミス
の詳細はこちら

消費者金融のカードローンは利便性が高い半面、注意点が存在する。最も注意したいのは、金利が銀行カードローンなどに比べて高く設定されていることだ。

2010年に改正された貸金業法が施工され、貸金業者からの借入額は年収の3分の1までとする総量規制が定められたが、安易に利用すると返済負担が重くなりかねない。

Q2-1.総量規制とは何ですか?
A2-1.借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。
例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

出典:金融庁

総量規制が適用されてからも、複数の貸金業者から借り入れを行う多重債務の問題は指摘されており、計画性のない利用は生活を圧迫する要因になる。

カードローンを利用する際は、必ず返済計画を明確に立て、必要最小限の金額に留めるようにしよう。

【低金利で借りたいなら】銀行カードローン

返済総額を少しでも抑えたい、と金利の低さを最優先に考えるなら、銀行カードローンが良いでしょう。銀行カードローンは、リフォーム費用や子どもの結婚資金援助など、ある程度まとまった金額を計画的に準備したい場合に適しています。

銀行カードローンの特徴
  • 消費者金融のカードローンに比べて上限・下限金利が低い
  • 消費者金融のカードローンよりも審査難易度が高く利便性が低い

銀行カードローンの最大のメリットは、消費者金融に比べて上限金利が低く設定されている点だ。

適用される金利は審査によって決まるが、同じ金額を借りた場合でも、消費者金融よりも銀行カードローンのほうが利息の総支払額を軽減できる可能性が高い。

実際に、10万円を半年(6ヵ月)で返済した場合の利息の差をシミュレーションしてみた。

【返済シミュレーション】金利差による総支払額の違い
※借入額10万円・返済期間6ヵ月(元利均等返済)で試算した場合
比較項目 消費者金融
(想定)
銀行カードローン
(想定)
適用金利
(年率)
18.0% 14.6%
返済総額 約10万5,312円 約10万4,298円
うち利息額 約5,312円 約4,298円
利息の差額 996円

このように、わずか半年という短期間の借り入れでも、支払う利息には明確な差が生まれる。借入額が大きくなったり、返済期間が長くなったりすれば、この差はさらに拡大していく。

銀行カードローンのメリットは、金利のほかにも普段から利用している取引銀行の場合に手続きに関する相談がしやすい、という心理的な安心感もあるだろう。

銀行カードローンは、信頼性と金利の低さはメリットである一方で、消費者金融よりも審査難易度が高く、融資スピードなど利便性の面では及ばない点には注意が必要だ。

一般的に、金利が低いほど融資元は利益を得づらく、貸し倒れが起きたときのリスクが大きいため、審査が厳しくなると言われている。

また、多くの銀行は自主規制として審査時に警察庁のデータベース照会を行っていおり、融資まで一定の時間がかかる場合もある。

主な銀行
カードローン例
年齢上限
(申込時)
実質年率
(金利)
融資スピード
(目安)
即日融資の
可否
申込方法
の例
年金収入のみ
オリックス銀行
カードローン
69歳未満 1.7%~14.8% 最短翌営業日
以降
不可 Web 申込可
横浜銀行
カードローン
69歳まで 1.5%~14.6% 審査回答まで
最短翌日
不可 Web、店舗、
郵送
申込可

銀行カードローンは、信用情報に傷がなく、収入状況にも問題がない人が、時間をかけてでも有利な条件での借り入れを目指す際に検討すべき方法だと言えるだろう。

【生活に困窮しているなら】公的融資制度(生活福祉資金貸付制度)

病気や失業、低収入によって日々の生活そのものに困窮している場合は、民間のローンを検討する前に、国や自治体が提供する生活福祉資金貸付制度を第一に検討しましょう。

公的融資制度(生活福祉資金貸付制度)の特徴
  • 無利子か低金利でお金を借りられる
  • 融資まで1ヵ月程度かかる

生活福祉資金貸付制度は営利を目的としない、国民の生活を支えるためのセーフティネットだ。最大のメリットは、無利子または年1.5%~3.0%程度という極めて低い金利で資金を借りられることにある。

貸付の目的は、単なる生活費の補てんだけでなく、就職活動や技能習得、子どもの教育費、介護サービスの利用費など、生活を立て直すために必要な資金を支援することだ。

生活福祉資金貸付制度は、民間のローン審査に通らないような状況でも、相談の対象となる重要な選択肢である。

資金の
種類
主な
資金使途
貸付上限額
(目安)
連帯保証人
あり
連帯保証人
なし
総合
支援資金
生活再建まで
の生活費
月20万円以内
(単身15万円以内)
無利子 年1.5%
福祉費 住宅改修、
福祉用具購入、
介護サービスを受ける
のに必要な経費など
580万円以内 無利子 年1.5%
教育
支援資金
高校・
大学等の授業料
・高校
月3万5,000円以内
・大学
月6万5,000円
以内
―(※) 無利子
不動産
担保型
生活資金
低所得の高齢者
世帯に対し、
一定の居住用不動産
を担保として
生活資金を貸し付け
・土地の評価額
の70%程度
・月30万円以内
年3%または長期プライム
レートのいずれか低い利率
(※)
※連帯保証人は原則不要

この制度の相談・申請窓口は、まずお住まいの市区町村に設置されている「社会福祉協議会」で行うことが必要だ。

手続きの第一歩は、この窓口へ連絡し、現在の状況を正直に相談することから始まる。その後、民生委員による面談などを通じて、貸付の必要性が判断され、申請書類の作成、審査へと進む。

生活福祉資金貸付制度は、貸付実行までには1ヵ月以上かかる場合もあるため、資金が必要になる前に、早めに相談することが肝心だ。

【自宅を担保にできるなら】リバースモーゲージ・不動産担保ローン

自宅(持ち家)という資産を保有しており、それを活用して老後資金を調達したい場合、リバースモーゲージや不動産担保ローンは有効な手段です。

リバースモーゲージや不動産担保ローンの特徴
  • 自宅を担保にすることで、無担保ローンよりも高額な資金調達が可能
  • 金利上昇や不動産価格下落、長生きによる資金枯渇などのリスクがある

中でもリバースモーゲージは、契約者が生存中は毎月の返済を利息のみに抑え、元金は死亡時に担保不動産の売却で一括返済する仕組みが一般的だ(※これを「コリース型」と呼ぶ)。

この仕組みにより、生前の返済負担を抑えつつ、老人ホームの入居一時金や自宅のバリアフリー化など、まとまった支出に備えることができる。

一方、リバースモーゲージには「ノンコリース型」もあり、ノンコリース型の場合、契約期間終了時または債務返済時に自宅を売却し、退去する必要がある。将来的に住まいを手放す前提での資金調達となるため、ライフプランに応じた慎重な判断が求められる。

所有する自宅(持ち家)という資産があり、それを活用してまとまった老後資金を調達したい場合は、リバースモーゲージや不動産担保ローンが有効な選択肢だ。

リバースモーゲージや不動産担保ローンの特徴
  • 自宅を担保にして高額な資金調達ができる
  • 金利上昇、不動産価格下落、長生きなどのリスクがある

リバースモーゲージや不動産担保ローンは、不動産を担保に入れることで、無担保のカードローンでは借りられない高額な資金調達ができるのが最大のメリットだ。

特に「リバースモーゲージ」の場合、毎月の返済は利息分のみで、元金は契約者が亡くなった際に担保である不動産を売却して一括返済するのが一般的な仕組みだ。

これにより、生存中の返済負担を大きく軽減できるため、老人ホームへの入居一時金や、自宅のバリアフリー化といった高額な支出に備えるのに適している。

リバースモーゲージと不動産担保ローンの違い
比較項目 リバースモーゲージ
(コリース型/ノンコリース型)
不動産担保ローン
返済方法 ・毎月は利息のみ
(元金は死亡時や退去時に一括返済)
・毎月、元金と利息を返済
契約者
死亡時
・コリース型:死亡後に不動産売却で返済
・ノンコリース型:生前または契約満了時に売却
・団信に入れる場合は相殺
・入れないものの場合は相続人が債務を引き継ぎ返済
資金使途 ・生活資金など比較的自由
(事業用不可が多い)
・原則自由
(事業資金も可)
主な対象者 ・高齢者(例:55歳以上)
※金融機関により異なる
・年齢制限は比較的ゆるやか

リバースモーゲージや不動産担保ローンには、不動産を担保にするからこそのリスクがある。具体的には以下のとおりだ。

  • 金利上昇リスク:変動金利型の場合、将来の利息負担が増加する可能性
  • 不動産価格下落リスク:資産価値の低下により融資限度額が減額されるおそれがある
  • 長生きリスク:予想以上の長寿で融資枠を使い切ると生活資金が不足する
  • 相続リスク:死亡後に相続人が自宅を失う可能性や相続トラブルが起こるおそれがある

中でも特に注意すべきなのが、相続人とのトラブルだ。契約者の死後、相続人が家に住めなくなったり、返済をめぐって争いになったりするケースもある。

リバースモーゲージや不動産担保ローンを利用を検討する際は、必ず金融機関の説明を受け、契約内容を家族と事前にしっかり共有し、理解を得ておくことが重要だ。

高齢者でも借りられるおすすめカードローン13選

高齢者でも借りられるカードローン選びで最も重要なのが「年齢条件」です。どんなに魅力的なローンでも、年齢制限を超えていては意味がないです。

そこでこの章では、「何歳まで借りられるか」に着目した、消費者金融や銀行が提供するおすすめのカードローンを一覧で紹介する。

高齢者でも借りられるおすすめカードローン16選     
比較項目 プロミス アコム レイク アイフル SMBC
モビット
ベルーナ
ノーティス
セゾン
ファンデックス
フタバ セントラル 三井住友銀行 auじぶん銀行 オリックス銀行 三菱UFJ銀行
金融種別 消費者金融 消費者金融 消費者金融 消費者金融 消費者金融 消費者金融 信販 消費者金融 消費者金融 銀行 銀行 銀行 銀行
申込年齢 18歳~74歳 満20歳~72歳 満20歳~70歳 満20歳~69歳 満20歳~74歳 満20歳~80歳 満20歳~80歳 満20歳~73歳 満20歳~69歳 満20歳~69歳 満20歳~70歳
未満
満20歳~69歳
未満
満20歳~65歳
未満
年金収入
のみ
× × × × × ×
融資
スピード
最短3分 最短20分 Web
最短25分
最短18分 最短15分 最短24時間
以内
最短即日 最短即日 最短即日 最短即日 最短即日 3〜5営業日
程度
最短
翌営業日
金利
(年率)
4.5%~17.8% 3.0%~18.0% 4.5%~18.0% 3.0%~18.0% 3.0%~18.0% 4.5%~18.0% 6.5%~17.8% 14.959%~
19.945%※1
4.8%~18.0% 1.5%~14.5% 1.48%~17.5% 1.7%~14.8% 1.4%~14.6%
限度額 ~500万円 ~800万円 ~500万円 ~800万円 ~800万円 ~300万円 ~500万円 ~50万円 ~300万円 ~800万円 ~800万円 ~800万円 ~800万円
無利息期間 あり あり あり あり なし あり なし あり あり なし なし なし なし
申込方法 Web/アプリ/
電話/自動契約機
Web/アプリ/
電話/自動契約機
Web/自動契約機/
電話
Web/アプリ/
電話/自動約機
Web/アプリ/
電話/自動契約機
Web/電話/
FAX/郵送
Web/電話 Web/電話 Web/自動契約機/
店頭/郵送
Web/ローン契約機/
電話
Web/アプリ Web Web/アプリ/
電話
公式サイト プロミスの
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アコムの
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レイクの
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アイフルの
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SMBCモビットの
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ベルーナノーティスの
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セゾンファンデックスの
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フタバの
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セントラルの
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三井住友銀行の
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auじぶん銀行の
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オリックス銀行の
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三菱UFJ銀行の
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※1 1万~10万円未満:14.959%~19.945%、10万円以上:14.959%~17.950%

プロミスは74歳まで申込可!上限金利の低さと融資スピードが強み

プロミス
(画像=プロミスより引用)
プロミスの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融
申込年齢 18歳~74歳
年金収入のみ × 申込不可
融資スピード 最短3分
金利(年率) 4.5%~17.8%
限度額 ~500万円
無利息期間 あり
(初回利用の翌日から30日間)
申込方法 Web/アプリ/電話/自動契約機
在籍確認 原則なし
(必要な場合は申込者の同意を得てから実施)
借入方法 ・ネット振り込み(無料)
・スマホATM(110円~220円)
・コンビニ・提携ATM(110円~220円)
・自社ATM(無料)
・電話(無料)
返済方法 ・ネット返済(無料)
・口座振替(無料)
・スマホATM(110円~220円)
・ポイント返済(無料)
・コンビニ・提携ATM(110円~220円)
・自社ATM(無料)
・銀行振り込み(利用する金融機関の所定手数料)
公式サイト プロミスの詳細を見る
プロミスの特徴
  • 申込可能な年齢が74歳までと、大手消費者金融のなかで最も広い
  • Web申込なら最短3分で融資が完了する業界最速クラスのスピード
  • 上限金利が年17.8%と、ほかの大手消費者金融(18.0%)より低い
  • 無利息期間の開始日が「借入日の翌日」からのため無駄がない
  • 【注意点】年金収入のみの場合は申し込めない

プロミスは大手消費者金融のなかで、最も年齢条件が広いカードローンです。急な出費が発生し、すぐにでも現金が必要な74歳までの方にとって、有力な選択肢になります。

その理由は、融資までの時間の短さと、大手消費者金融のなかでは上限金利が低めに設定されている点にある。

プロミスの強みは、Web申込の場合、審査から融資までが最短3分で完了する点だ。最短3分の融資時間は、ほかの多くの消費者金融が最短でも18分~20分程度かかるのと比較しても非常に早い。

また、上限金利が年17.8%であり、消費者金融の一般的な上限である年18.0%よりもわずかに低い。

初回借り入れの場合は、上限金利が適用されることが一般的なため、返済総額を少しでも抑えたいと考える方にはメリットだ。

プロミスは無利息期間の仕組みも特徴的だ。

ほかの大手消費者金融では、初回利用時の30日間無利息サービスが「契約日の翌日」から始まるのが一般的だが、プロミスでは、「実際に借り入れをした日の翌日」から開始される。契約後すぐに借り入れをしない場合でも、無利息期間が無駄になることがない。

このため、万一のときに備えてあらかじめ契約だけしておき、必要時にはじめて利用するという使い方でも、利息負担を抑えた借り入れができる。

ただしプロミスは、年金収入のみの場合は申し込みができないので注意しよう。

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アコムは72歳までOK!はじめての方でも安心の業界最大手

アコム
(画像=アコムより引用)
アコムの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融
申込年齢 満20歳~72歳
年金収入のみ × 申込付加
融資スピード 最短20分 ※1
金利(年率) 3.0%~18.0%
限度額 ~800万円
無利息期間 あり(契約日の翌日から30日間)
申込方法 Web/アプリ/電話/自動契約機
在籍確認 原則なし
(必要な場合でも同意を得たうえで実施、個人名でかける)
借入方法 ・ネット振込(無料)
・アコムATM(無料)
・提携ATM(110円~220円)
返済方法 ・ネット返済(無料)
・アコムATM(無料)
・提携ATM(110円~220円)
・アコム指定の銀行口座への振込
(利用する金融機関の所定手数料)
・口座振替(無料)
公式サイト アコムの詳細を見る
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アコムの特徴
  • 業界最大手の知名度と実績による安心感
  • 審査時間は最短20分、即日融資にもスピーディーに対応
  • 全国に設置された自動契約機「むじんくん」でその場でカード発行可能
  • 【注意点】年金収入のみの場合は申込不可

アコムは、72歳までであれば借り入れ申し込みができます。アコムは業界最大手で長年の運営実績があり、新規利用者数が年間約189万人(2025年3月末時点)と多い(※)ため、はじめてカードローンで不安な方におすすめです。

※2025年5月末発表の『マンスリーレポート』より

アコムの大きな特徴は、全国に893台(2021年3月末時点)設置されている自動契約機「むじんくん」(※1)の存在だ。

Webでの操作に不慣れな方でも、自動契約機(むじんくん)へ行けば、画面の案内に従って手続きを進め、その場でカードを受け取ることが可能だ。操作中にわからないことがあれば、備え付けの電話で直接オペレーターに質問もできる。

アコムの審査は最短20分(※2)で完了し、即日中に融資を受けることも可能だ。

また、アコムでは、借り入れが可能か不安な方向けに、公式サイトに「3秒診断」という簡易診断機能が用意されている。

簡単3秒診断

簡単3秒診断では、年齢、年収、他社借入状況の3点を入力するだけで、融資可能かどうかの目安がすぐに表示される。

アコムは全国どこでも利用しやすい利便性と、長年の実績に裏打ちされたサービス体制が強みだが、年金収入のみの場合は申し込みができない点には注意しよう。

※1年中無休(年末年始は除く)
※2 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アコムの詳細を見る

レイクは70歳までで年金収入のみも可!最大365日の無利息期間で利息を軽減

レイク
(画像=レイクより引用)
レイクの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融
申込年齢 満20歳~70歳
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード Web最短25分
金利(年率) 4.5%~18.0%
限度額 ~500万円
無利息期間 あり(最大365日)※
申込方法 Web/自動契約機/電話
在籍確認 原則なし
借入方法 ・ネット振り込み(無料)
・スマホATM(110円~220円)
・コンビニ・提携ATM(110円~220円)
・Payチャージ(無料)
返済方法 ・ネット返済(無料)
・口座振替(無料)
・スマホATM(110円~220円)
・コンビニ・提携ATM(110円~220円)
・銀行振り込み(利用する金融機関の所定手数料)
・Pay払い(無料)
公式サイト レイクの詳細を見る
※365日間無利息:はじめてのご契約。Webでお申し込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。
レイクの特徴
  • 申込可能な年齢の上限が満70歳までで年金収入でも申し込み可能
  • Web申込なら最大365日の無利息期間(※)
  • Webなら最短25分で審査が完了し即日融資に対応
  • 【注意点】返済が遅れると、その時点で無利息期間は終了

レイクは年金収入のみでも申し込みができ、70歳までカードローンを利用できます。

レイクの最大のメリットは、はじめて契約する場合に最大365日もの間、無利息になることだ。

無利息期間は大手消費者金融を中心に提供されているサービスだが、30日間が一般的なので、レイクの長さは圧倒的だ。

ただし、365日無利息が適用されるのは次のすべての条件を満たした場合だ。

  • はじめてのご契約
  • Web申込で契約し、契約額が50万円以上であること
  • 契約後59日以内に収入証明書類を提出しレイクでの登録を完了させること

契約額が50万円以上なので、実際に借り入れする金額は1万円のような少額でもかまわない。契約額が50万円以上になる年収の目安は150万円程度だ。

もし契約額が50万円未満になった場合でも、60日の無利息期間が適用される。こちらは、はじめての契約かつWebで申し込んだ人が対象だ。

無利息期間の長さによって、利息負担がどの程度軽減されるかをシミュレーションし、表にまとめた。

条件

10万円を金利18.0%で借り入れ、6ヵ月(6回)の元利均等返済で完済した場合

無利息期間による利息軽減効果
無利息期間の条件 支払う利息額 返済総額
無利息なし 約 5,312円 約 10万5,312円
30日間 無利息 約 3,553円 約 10万3,553円
60日間 無利息 約2.300円 約 10万2,300円
365日間 無利息 0円 10万円
※上記の金額はシミュレーション上の試算値であり、実際の返済額とは異なる場合がある
※知るぽると、プロミスのシミュレーションを使って算出

このシミュレーションからわかるように、無利息期間が長くなるほど、支払う利息額は大幅に減少していく。

特に、レイクが提供するような長期の無利息期間(このシミュレーションでは365日)が返済期間(6ヵ月)を完全に上回る場合、利息の負担は0円となり、返済するのは借りた元金の10万円のみだ。

カードローンを選ぶ際には、金利だけでなく無利息期間の条件にも注目することが、利息負担を抑えた賢い借り入れにつながると言える。

ただし、レイクでは無利息期間中に一度でも返済が遅れると、その時点でサービスが打ち切られてしまう点には注意しよう。

レイクの詳細を見る

アイフルは69歳まで!独自の審査基準を持つ独立系消費者金融

アイフル
(画像=アイフルより引用)
アイフルの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融
申込年齢 満20歳~69歳
年金収入のみ × 申込不可
融資スピード 最短18分
金利(年率) 3.0%~18.0%
限度額 ~800万円
無利息期間 あり(契約日の翌日から30日間)
申込方法 Web/アプリ/電話/自動契約機
在籍確認 原則なし(必要になった場合も申込者の同意を得ない限り実施なし)
借入方法 ・ネット振込(手数料無料)
・スマホATM(110円~220円)
・提携ATM(110円~220円)
返済方法 ・ネット返済(無料)
・口座振替(無料)
・銀行振込(利用する金融機関の所定手数料)
・スマホATM(110円~220円)
・提携ATM(110円~220円)
公式サイト アイフルの詳細を見る
アイフルの特徴
  • Web申込なら最短18分という業界最速クラスの融資スピード
  • 銀行グループに属さない、大手で唯一の独立系企業で柔軟な審査が期待できる
  • 【注意点】収入が公的年金のみの場合は申し込みできない
  • 【注意点】自社のATMがなく、提携ATMの利用には手数料がかかる

アイフルは、69歳までの方で、年金以外に安定した収入があり、カードローン審査に不安を感じている人におすすめです。その理由は、アイフルが持つ独自の立ち位置と審査基準にあります。

アイフルは、ほかの大手消費者金融とは異なり、特定の銀行グループに属さない「独立系」の企業だ。これにより、親会社の方針に縛られず、独自の基準で審査を行うことができる。

そのため、ほかのローンの審査で厳しい結果だった人でも、アイフルでは異なる角度から判断される可能性がある。

アイフルの融資スピードはWeb申込で最短18分と業界最速クラスであり、急ぎの資金需要にも対応可能だ。

ただし、アイフルには注意すべき点もある。

アイフルでは収入が年金のみの場合は申し込みの対象外だ。パートやアルバイトなど、年金とは別の定期収入があることが申し込みの絶対条件になる。

また、アイフルは自社のATMを設置していないため、借り入れや返済はコンビニなどの提携ATMを利用する必要があり、1万円以下の場合は110円、1万円超の場合は220円の手数料がかかる。

ATMで頻繁にお金を借りたり返済したりする予定の人は、手数料無料のATMがあるアコムやセゾンファンデックスを検討すると良いだろう。

アイフルの詳細を見る

SMBCモビットは74歳まで!Web完結なら原則電話連絡なし

SMBCモビット
(画像=SMBCモビットより引用)
SMBCモビットの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融
申込年齢 満20歳~74歳
年金収入のみ × 申込不可
融資スピード 最短15分
金利(年率) 3.0%~18.0%
限度額 ~800万円
無利息期間 あり
(初回利用の翌日から30日間)
申込方法 Web/アプリ/電話/ローン契約機
在籍確認 原則なし(必要な場合は事前に申込者の同意を得たうえで連絡)
借入方法 ・提携ATM(110円~220円)
・ネット振込(無料)
・スマホATM(110円~220円)
・PayPayマネーチャージ(無料)
返済方法 ・提携ATM(110円~220円)
・口座振替(無料)
・銀行振込(利用する金融機関の所定手数料)
・ネット返済(無料)
・ポイント返済(無料)
・スマホATM(110円~220円)
公式サイト SMBCモビットの詳細を見る
SMBCモビットの特徴
  • 74歳までと大手消費者金融のなかでも幅広い年齢に対応
  • 三井住友銀行のATMなら手数料無料で利用可能
  • 返済でVポイントが貯まり、1ポイント=1円として返済に使える
  • 【注意点】プロミスやレイクのような無利息期間サービスはない
  • 【注意点】年金収入のみは申し込みできない

SMBCモビットは、申し込み年齢の上限が大手消費者金融のなかでも高い74歳まで申し込みができます。三井住友銀行と同じSMBCグループが提供するサービスであるため信頼性も高く、高齢者でも安心して利用できる体制が整っています。

SMBCモビットの大きなメリットは、Vポイントとの連携にある。返済で発生した利息額に応じてVポイントが貯まるだけでなく、貯まったポイントを1ポイント=1円として毎月の返済に充当できる。

日常の買い物などで貯めたVポイントで返済の負担を直接的に軽くできるのは、他社(プロミス以外)にはない大きな強みと言えるだろう。

SMBCグループならではのメリットといえば、三井住友銀行のATMなら手数料無料で利用できるという点も見逃せない。

大手消費者金融で自社ATMを利用する場合なら手数料無料は一般的だが、提携ATMの場合は手数料がかかる。

SMBCモビットは自社ATMがないが、三井住友銀行ATMを借り入れ・返済の際に手数料を気にせず利用できるのは、コストを抑えたい利用者にとって魅力的だろう。

ただし、SMBCモビットのデメリットは他社が提供しているような初回無利息期間のサービスはなく借入時より利息がかかる点だ。また、年金収入しかない高齢者の方は申し込みできない。

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ベルーナノーティスは80歳まで借りられ年金収入のみでもOK

ベルーナノーティス
(画像=ベルーナノーティスより引用)
ベルーナノーティスの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融
申込年齢 満20歳~80歳
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード 最短24時間以内
金利(年率) 4.5%~18.0%
限度額 1万~300万円
無利息期間 あり(初回借入後14日間)
申込方法 Web/電話/郵送/FAX
公式サイト ベルーナノーティスの詳細を見る
ベルーナノーティスの特徴
  • 満80歳まで申込可能という業界最高水準の年齢設定
  • 収入が公的年金のみでも正式に申し込みの対象になる
  • 完済すれば何度でも利用できる14日間の無利息サービス

ベルーナノーティスは、80歳までの方、特に収入が年金のみで借り入れを検討している方にとって、最も有力な候補の一つです。多くの金融機関が70歳前後を上限とするなかで「満80歳まで」という極めて広い年齢層をカバーしているためです。

ベルーナノーティスが80歳までを対象にしているのは、同社が通信販売大手のベルーナグループであるためだと考えられる。

ベルーナグループは、シニア層を含む幅広い顧客層へのサービス提供ノウハウがあり、高齢者の資金ニーズを深く理解しているのだ。

ベルーナノーティスの公式サイトでも「年金収入のみの方もお申し込み可能」と明確にうたっており、パートなどほかの収入がないことを理由に諦める必要はない。

ベルーナノーティスは無利息期間の条件もユニークだ。

多くの他社が無利息期間を「初回契約時」に限定しているのに対し、ベルーナノーティスは「前回の借り入れの完済から3ヶ月が経過していること」を条件に、14日間の無利息サービスを何度でも利用できる。

急な出費で少額を借りてすぐに返す、といった利用を繰り返す可能性がある人には、大きなメリットになるだろう。

ただし、ベルーナノーティスは審査や手続きに時間を要するため、融資実行は最短でも24時間以内になる。申し込んですぐに現金が必要という緊急性の高い状況には、大手消費者金融のほうが利便性としては高いだろう。

セゾンファンデックスは80歳まで利用可!ATM手数料無料で使いやすい

セゾンファンデックス
(画像=セゾンファンデックスより引用)
セゾンファンデックスの概要
項目 内容
金融種別 信販
申込年齢 満20歳~80歳
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード 最短即日
金利(年率) 6.5%~17.8%
限度額 1万~500万円
無利息期間 なし
申込方法 Web/電話
公式サイト セゾンファンデックスの詳細を見る
セゾンファンデックスの特徴
  • 満80歳まで申込可能で、年金収入のみの方も対象
  • セブン銀行など提携ATMの借り入れ・返済手数料がいつでも無料
  • 信頼性の高いクレディセゾングループが提供
  • 【注意点】無利息期間のサービスは提供されていない

セゾンファンデックスの「かんたん安心カードローン」は、手数料を気にせず、必要なときにお金を出し入れしたいと考える80歳までの方にとって、使い勝手が良いです。

セゾンファンデックスは、満80歳までという広い年齢層に対応し、年金収入のみでも申込対象となる点が大きな特徴だ。

セゾンファンデックスは、クレジットカードで知られるクレディセゾングループが運営しているため、信頼性の面でも安心感がある。

また、このローンの見逃せないメリットは、提携ATMの利用手数料が曜日や時間帯にかかわらず一切かからない点にある。

多くのカードローンでは、コンビニなどの提携ATMを利用する際、取引ごとに110円や220円の手数料が必要になる。

しかし、セゾンファンデックスなら、全国のセブン銀行ATMやゆうちょ銀行ATMなどでの借り入れ・返済手数料が一切かからない。

ただし、セゾンファンデックスは、初回利用者向けの無利息期間サービスがないことに注意したい。

セゾンファンデックスの詳細を見る

フタバは73歳まで対応!少額融資に特化した老舗の中小消費者金融

フタバ
(画像=フタバより引用)
フタバの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融(中小)
申込年齢 満20歳~73歳
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード 平日16時までの審査完了で最短即日
金利(年率) 1万~10万円未満:14.959%~19.945%
10万円以上:14.959%~17.950%
限度額 1万~50万円
無利息期間 あり(初回契約の翌日から30日間)
在籍確認 原則あり
(連絡は個人名で、申し込みフォームに入力がある連絡先まで指定日時頃に連絡)
申込方法 Web/電話/店頭
借入方法 銀行振込
返済方法 フタバ指定の銀行口座へ(振込手数料は自己負担)
申込時間 Webなら24時間365日
問い合わせ時間
(電話)
平日9:30~18:00(※土日祝日は定休日)
公式サイト フタバの詳細を見る
フタバの特徴
  • 満73歳まで申込可能と、中小消費者金融のなかでも上限年齢が高め
  • 他社の借り入れが4社以内でも申し込み対象になる独自の審査基準
  • 【注意点】融資額は最大50万円までと少額
  • 【注意点】追加融資には都度審査が必要

フタバは創業60年以上の中小消費者金融です。中小消費者金融のなかでも申し込み年齢が73歳までと上限が高めで、年金収入のみでも申し込みできます。

フタバの最大のポイントは、独自の審査基準にある。公式サイトでは、総量規制の範囲内で「他社での借り入れが4社以内の方」を申込対象としていると明記しているため、複数社から借り入れしている人は、申し込み段階で自分が対象かどうか判断しやすいだろう。

高齢者でも借りられるカードローン13選
(画像=フタバより引用)

フタバはネットで24時間365日申し込みができ、平日16時までの審査完了で即日振込が可能だが、利便性では大手に劣る。

借り入れは銀行口座への振り込み、返済はフタバ指定の口座への振り込みと大手消費者金融よりも手段が少ない。

また、フタバは限度額内で自由に出し入れできる一般的なカードローンとは異なり、追加で借りたい場合は、その都度審査が必要になる。

さらに、フタバの融資額は最大でも50万円までと他社と比較して少額で、金利も1万~10万円未満の場合の上限金利は、19.945%と大手消費者金融の18.00%よりも高めだ。

フタバは、大手消費者金融の審査に落ちた人や審査が不安な人が検討してみると良いだろう。

フタバの詳細を見る

セントラルは69歳まで!全国対応・即日融資も可能な実力派の中小金融

セントラル
(画像=セントラルより引用)
セントラルの概要
項目 内容
金融種別 消費者金融(中小)
申込年齢 満20歳~69歳
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード 最短当日(Webの場合)
金利(年率) 4.8%~18.0%
限度額 ~300万円
無利息期間 あり(初回契約の翌日から30日間)
在籍確認 あり
申込方法 Web/自動契約機/店頭/郵送
借入方法 ・ネット振り込み
・コンビニATM(1万円以下110円、1万円超220円)
・セントラルATM(無料)
返済方法 ・セントラルATM(手数料無料)
・ネット振込(別途手数料)
・コンビニATM(1万円以下110円、1万円超220円)
申込時間 Webなら24時間365日
問い合わせ時間
(電話)
平日8:00~20:00(※土日祝日9:00~18:00)
公式サイト セントラルの詳細を見る
セントラルの特徴
  • 平日14時までの申し込みで、その日のうちに振込融資が可能
  • 全国のセブン銀行ATMで利用できる独自のローンカード「Cカード」
  • はじめての利用で30日間の無利息期間サービスが適用される
  • 【注意点】即日カード発行ができる自動契約機は、設置エリアが限られる

セントラルのカードローンは69歳までが対象で、年金収入のみでも申し込みできます。

セントラルは中小消費者金融でありながら、大手に引けを取らないサービスレベルを実現している点が大きな特徴だ。

セントラルでは、平日14時までに申し込み手続きを完了すれば、その日のうちに指定口座へ振り込んでもらえる即日融資に対応している。これは急な出費にも十分対応できる水準だ。

さらに、独自のローンカード「Cカード」を使えば、全国のセブン銀行ATMでいつでも借り入れや返済ができるため、まるで大手消費者金融のような使い勝手を実現している。

はじめて契約する方には30日間の無利息期間も適用されるなど、利用者にとってうれしいサービスもそろっている。

ただし、カードの即日発行などができる自動契約機は、東京や神奈川、埼玉、愛媛、岡山など全国16ヵ所のみに限られている。

セントラル「自動契約機のご案内

お住まいの地域で利用可能か、事前に公式サイトで確認しておくと良いだろう。

セントラルの詳細を見る

三井住友銀行カードローンは69歳まで申し込めるが年金収入のみはNG

三井住友銀行カードローンの概要
項目 内容
申込年齢 満20歳~69歳
年金収入のみ × 申込不可
融資スピード 最短当日
在籍確認の有無 原則あり
金利(年率) 1.5%~14.5%
限度額 10万~800万円
無利息期間 なし
申込方法 Web/ローン契約機/電話
借入方法 ・SMBCダイレクト(無料)
・三井住友銀行ATM(無料)
・提携コンビニATM(無料)
・自動融資(別途手続きが必要)
返済方法 ・SMBCダイレクト(無料~330円)
・口座振替(無料)
・ATM返済(無料)
・振込(金融機関によって手数料がかかる場合がある)
・他行ネットバンキングからの入金(無料)
申込時間 Webで24時間365日
問い合わせ時間
(電話)
9:00~20:00(12月31日~1月3日を除く)
公式サイト 三井住友銀行カードローンの詳細を見る
三井住友銀行カードローンの特徴
  • 69歳までで安定した収入があれば申し込める
  • 三井住友銀行の普通預金口座がなくても申し込みが可能
  • 毎月の返済額は2,000円から
  • 【注意点】収入が公的年金のみの場合は申し込みできない
  • 【注意点】無利息期間はない

三井住友銀行のカードローンは、69歳までで安定収入があれば申し込めるが、年金のみの場合は申し込みができません。

同ローンは、信頼性の高いメガバンクからすぐに資金を借りたいという人に向いている。

審査は最短で申し込みの当日に完了する。オンライン本人確認なら、インターネットからすぐに借り入れが可能だ。

三井住友銀行カードローンは、同行の口座を持っていなくても申し込めるが、持っているほうが利便性は高い。

同行の口座がない場合と比べ、カードローン申込時の入力内容が少なく、手間を省ける。また契約後は手もとのキャッシュカードでもすぐに利用を開始できる。

三井住友銀行カードローンのデメリットは、無利息期間がないことだ。借り入れの翌日から金利が発生するため、利息を抑えたい人は注意しよう。

三井住友銀行カードローンの詳細を見る

auじぶん銀行のカードローンは70歳未満OK!auユーザーは金利優遇

auじぶん銀行
(画像=auじぶん銀行より引用)
auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)の概要
項目 内容
申込年齢 満20歳~70歳未満
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード 最短即日(審査は最短1時間)
在籍確認の有無 原則、電話で実施
(書類提出での代替を相談できる場合あり)
金利(年率) 1.48%~17.5%
1.38%~17.4%(au限定割適用後)
0.98%~12.5%(他社からの借り換えの場合)
限度額 10万~800万円
無利息期間 なし
申込方法 Web/アプリ
借入方法 ・振込(無料)・提携ATM(無料)
返済方法 ・口座振替(無料)・ATM返済(無料)
申込時間 Webで24時間365日
問い合わせ時間 平日 9:00~20:00
土・日・祝 9:00~17:00(12月31日~1月3日を除く)
公式サイト auじぶん銀行の詳細を見る
auじぶん銀行カードローンの特徴
  • 収入が年金のみでも申し込みが可能
  • auの通信サービス利用者なら最大年0.5%の金利優遇あり
  • 提携ATM(セブン銀行、ローソン銀行、三菱UFJ銀行など)の利用手数料が無料
  • 最短即日融資が可能
  • 【注意点】在籍確認がある

auじぶん銀行のカードローン「じぶんローン」は年金収入のみでも申し込みができ、対象年齢は20歳~70歳までです。

じぶんローンは、auの携帯電話や関連サービスを利用している人におすすめの商品だ。最大の特徴は、au IDを登録し所定の条件を満たすと、通常金利から年0.1%が引き下げられる点にある。借り換えの場合は最大0.5%の引き下げだ。

また、同ローンは利便性の高さもメリットだ。三菱UFJ銀行やセブン銀行、ローソン銀行といった主要な提携ATMでの借り入れ・返済手数料がいつでも無料なので、コストを気にせず使える。

スピードを重視する人にも、じぶんローンは適している。審査は最短1時間で完了し、ローンカードが到着する前でも電話による振込融資を依頼できる。

ただし、じぶんカードローンは在籍確認が実施されるため、家族にバレたくない人は注意が必要だ。在籍確認の時間帯は平日9時~20時または土・日・祝日9時~17時に実施されるため、これ以降の申し込みだと在籍確認が取れず、即日融資ができなくなる点にも留意したい。

また、このカードローンは無利息期間がないため、借入日の翌日から利息が発生する。

auじぶん銀行の詳細を見る

オリックス銀行カードローンは69歳まで!ガン保障特約付きプランあり

オリックス銀行カードローンの概要
項目 内容
申込年齢 満20歳~69歳未満
年金収入のみ ○ 申込可
融資スピード 3〜5営業日程度
在籍確認の有無 原則、電話で実施
金利(年率) 1.7%~14.8%
限度額 ~800万円
無利息期間 30日間無利息(契約日の翌日より)
申込方法 Web
借入方法 ・振込(無料)
・提携ATM(無料)
返済方法 ・口座振替(無料)
・振込(有料)
・提携ATM(無料)
申込時間 Webで24時間365日
問い合わせ時間
平日 9:00~18:00
公式サイト オリックス銀行の詳細を見る
オリックス銀行カードローンの特徴
  • 全国10万台以上の提携ATMが利用でき、手数料も条件付きで無料
  • 収入が年金のみの場合でも申し込みの対象
  • 銀行カードローンのなかでも高水準な最大800万円の限度額
  • 【注意点】ローンカードの発行までには時間がかかる

オリックス銀行は、69歳未満で毎月安定した収入があれば借り入れ申し込みができ、年金収入のみでも申し込み可能です。

オリックス銀行カードローンの借入限度額は、銀行のなかでも高水準である最大800万円だ。そのため、家のリフォームなど、ある程度まとまった資金の借り入れを検討している場合に有力な選択肢になる。

同行のカードローンは、全国10万台以上(2020年3月末時点)の提携ATMで手数料がいつでも無料だ。少額を何回かに分けて引き出したり、返済したりする人にとってメリットが大きい。

オリックス銀行は、ガン保障特約付きプランがあるのもユニークだ。保険料負担は0円、契約内容の上乗せもなく、死亡・高度障害か、ガンと診断確定されたときに借入残高が0円になる。健康状態が良好な方は、検討してみても良いだろう。

ただし、オリックス銀行では即日融資は期待できない。ローンカードが届く前の銀行振込にも対応していないため、3〜5営業日くらいでカードが届いたあと借り入れすることになる。

高齢者でも借りられるカードローン13選
(画像=オリックス銀行より引用)

借入金の振り込みは、PayPay銀行宛は即時、そのほかの銀行は平日0:15~15:00までなら即日対応している。すぐにお金を使いたい人は、消費者金融や三井住友銀行など、ほかの金融機関を検討したほうが良いだろう。

オリックス銀行の詳細を見る

三菱UFJ銀行バンクイックは65歳未満まで!メガバンクの安心感が魅力

三菱UFJ銀行バンクイックの概要
項目 内容
申込年齢 満20歳~65歳未満
年金収入のみ ○ 申込可
在籍確認の有無 あり
金利(年率) 1.4%~14.6%
限度額 10万~800万円
融資スピード 最短即日(Web申込の場合)
申込方法 Web/アプリ/電話
借入方法 ・三菱UFJ銀行ATM(無料)
・提携コンビニATM(無料)
・振込(無料)
返済方法 ・口座振替(無料)
・ATM返済(無料)
・振込(ペイジーを使えば無料)
申込時間 Webで24時間365日
問い合わせ時間
平日 9:00~21:00 / 土日祝 9:00~17:00
公式サイト 三菱UFJ銀行の詳細を見る
三菱UFJ銀行バンクイックの特徴
  • 三菱UFJ銀行ATMや提携コンビニATMの手数料がいつでも無料
  • 収入が年金のみの場合でも申し込みが可能
  • 三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込みできる
  • 【注意点】申込可能な年齢が満65歳未満と、ほかの銀行よりやや低い

三菱UFJ銀行バンクイックの申し込み年齢は65歳までで、年金収入のみでも申込対象となり、三菱UFJ銀行の普通預金口座を持っていなくても契約できます。

バンクイックの大きな強みは、ATM利用手数料の負担が少ないことだ。

三菱UFJ銀行のATMはもちろん、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMといった主要なコンビニATMでの利用手数料が、時間帯にかかわらずいつでも無料だ。

借り入れや返済のたびに手数料を気にする必要がないのは、利用者にとって大きなメリットだ。

ただし、バンクイックの申込可能な年齢の上限は満65歳未満と、ほかの銀行カードローンと比較してやや低めに設定されている点には注意が必要だ。

三菱UFJ銀行の詳細を見る

80歳以上でも借りられるカードローンやローンはある?

80歳以上でも借りられるカードローンはほとんどありません。「プランネル」という消費者金融は安定収入があれば85歳まで借りられますが、そのほかのカードローンは最高で満80歳までが一般的で、その年齢を1日でも超えると、無担保での借り入れは極めて難しくなります。

80歳以上で無担保のカードローンの選択肢がない場合、自宅などの不動産を担保にすることでお金を借り入れできる。このような不動産担保型のローンであれば、審査の重点が申込者の年齢から不動産の資産価値へと移るため、年齢の壁を越えて借り入れできる可能性があるのだ。

ここでは、80歳以上の人が安心して検討できる、不動産を活用した2つの借入方法を詳しく解説していこう。

リバースモーゲージは自宅に住み続けながら老後資金を確保する方法

リバースモーゲージは、80歳以上の方が自宅を手放すことなく、住み慣れた家で生活を続けながらまとまった資金を得たい場合、最も適した方法の一つです。

その仕組みは、自宅を担保に入れ、生存中は利息のみを支払い、元金は契約者が亡くなったあとに自宅を売却して一括返済するというものだ。これにより、毎月の返済負担を最小限に抑えつつ、安定した生活資金を確保できる。

メリット
  • ⁨自宅に住み続けながら、老後の生活資金を確保できる
  • 毎月の返済は、原則として利息のみで負担が軽い
  • 契約者が亡くなったあとに自宅を売却して返済できる
デメリット
  • 金利変動や不動産価格下落のリスクがある
  • 想定より長生きした場合、融資枠を使い切ってしまう可能性がある
  • 最終的に自宅を失うことになり、相続人との事前合意が不可欠

リバースモーゲージの大きなメリットは、調達した資金の使い道が比較的自由であることだ。

例えば、有料老人ホームへの入居一時金、自宅のバリアフリー化工事の費用、医療や介護にかかる自己負担分、あるいは趣味や旅行といった、ゆとりのある生活を送るための資金としても利用できる(事業性の資金は対象外)。

リバースモーゲージは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行といった大手都市銀行のほか、一部の地方銀行や信用金庫などが取り扱っている。

金融機関によって、対象となる不動産の所在地(首都圏など)や種類(一戸建てのみなど)、融資額の上限、金利などが異なるため、複数の金融機関に相談し、比較検討することが重要だ。

まずは、普段から取引のある銀行や、お住まいの地域にある金融機関のローン相談窓口に問い合わせてみよう。

ただし、金利の変動リスクや不動産価格の下落リスク、そして契約前に相続人となる家族と十分に話し合っておく必要がある点など、注意すべき項目も多い。

専門家や金融機関の担当者から詳しい説明を受け、内容を完全に理解したうえで慎重に判断する必要がある。

不動産担保ローンは不動産を担保にして元金と利息を返済していく

不動産担保ローンは、自宅などの不動産を担保にする点はリバースモーゲージと同じだが、生存中に元金と利息の両方を返済していく点が異なります。

そのため、不動産担保ローンはリバースモーゲージが利用できない場合や、より自由度の高い資金を求める場合に選択肢になる。

メリット
  • リバースモーゲージより対象となる不動産の条件が幅広い場合がある
  • 事業資金など、より自由な目的で利用できる商品もある
  • 自宅を資産として相続させることができる
デメリット
  • 毎月、元金と利息の両方を返済する必要があり、返済負担が大きい
  • 返済が滞ると、生存中でも自宅を失うリスクがある
  • 契約者が完済前に亡くなった場合、借金がそのまま相続人に引き継がれる

不動産担保ローンとリバースモーゲージの最大の違いは「毎月の返済義務」にある。

不動産担保ローンは、契約の翌月から元金と利息を合わせた金額を返済していくため、年金や家賃収入といった安定した返済原資が不可欠だ。

比較項目 リバースモーゲージ 不動産担保ローン
毎月の返済 原則、利息のみ 元金+利息
元金の返済時期 契約者の死亡後、一括 契約期間中、毎月
契約者死亡後の扱い 自宅売却で元金を返済 相続人が債務を引き継ぐ
主な資金使途 生活資金(事業性資金NG) 原則自由(事業性資金OKも)
年齢制限 高め(例:55歳以上) 比較的ゆるやか

このような違いから、不動産担保ローンが適しているのは特定のケースだ。

例えば、将来的に自宅を子どもに相続させたいと考えている場合、不動産担保ローンなら毎月の返済を続ければ家そのものを手放す必要はない。

また、リバースモーゲージの対象となる不動産条件(例:首都圏の一戸建てなど)に合致しない場合でも、不動産担保ローンなら借り入れできる可能性がある。

不動産担保ローンは。個人事業の運転資金など、リバースモーゲージでは認められない目的で資金が必要な際にも活用できる場合がある。

ただし、不動産担保ローンは毎月の返済が滞れば、当然ながら担保不動産を失うリスクがある。リバースモーゲージ以上に、確実な返済計画が求められる方法だと言える。

高齢者のローン審査で重要視される5つのポイント

ローンの審査では、金融機関が必ず確認する次の5つの重要ポイントがあります。これらを事前に理解しておくことが通過の可能性を高める最大のコツです。

高齢者の場合、審査に通過できるか不安に感じるかもしれないが、申込条件を満たしていれば年齢が問題になって落ちることはない。

審査では収入や信用情報など、総合的に判断されるため、まずは金融機関が何を評価するのかを知っておこう。

安定した収入があるか

ローン審査で最も基本となるのは、「毎月安定した収入があり、継続的な返済が可能か」という点です。

高齢者の場合、国から定期的に支給される公的年金も、「安定した収入」として評価される場合がある。

金融機関にとって最大のリスクは貸し倒れであり、それを防ぐには返済原資が確保されていることが絶対条件になる。

その点、年金は景気変動などに左右されにくい安定した収入源であるため、これまでの章で紹介した消費者金融や一部の銀行カードローンでは、「年金収入のみ」でも申し込み可能な商品が多く存在する。

この場合、年金の受給額が審査の基礎になる。例えば、年間受給額が180万円であれば、それが審査上の年収として扱われることになる。

もちろん、年金に加えてパートやアルバイトによる給与収入、あるいはアパート経営による不動産収入など、別の収入源があれば返済能力はさらに高いと評価される。

これにより、より高い限度額での契約や、審査通過の可能性そのものを高める効果が期待できる。

ただし、一部の銀行カードローンでは「年金以外の安定した収入」を申し込みの必須条件としている場合もあるため、事前に各商品の条件を確認することが重要だ。

カードローン申込条件 比較表(年齢・年金収入)
金融機関名 申込年齢の上限 年金収入のみでの申込 公式サイト
ベルーナノーティス 満80歳まで ○ 可能 ベルーナノーティスの詳細を見る
アコム 満72歳まで × 不可 アコムの
詳細を見る
アイフル 満69歳まで × 不可 アイフルの
詳細を見る
三井住友銀行
カードローン
満69歳まで × 不可 三井住友銀行カードローンの
詳細を見る
三菱UFJ銀行
カードローン
満65歳未満 ○ 可能 三菱UFJ銀行カードローンの
詳細を見る

借入額が年収の3分の1になっているか(総量規制)

借入額が、自身の年収の3分の1になっているかという点は、審査で厳しく見られます。消費者金融や信販会社のような貸金業者のカードローンには、「総量規制」という法律上の明確なルールが存在するためです。

総量規制とは、貸金業法で定められた「個人の借入総額は、原則として年収の3分の1まで」とするもので、個人の返済能力を超えた過剰な貸付を防ぎ、利用者を保護するための重要な決まりごとだ。

例えば、年金収入が年間で180万円の場合、総量規制の対象となる貸金業者から借りられる合計額は、その3分の1である60万円が上限になる。

総量規制は、複数の会社から借りる場合でも、その合計額に対して適用される。もし、すでにほかの消費者金融から20万円を借りている状態であれば、年収180万円なら新たに借りられる金額は最大で40万円まで、ということだ。

一方で、銀行のカードローンは貸金業法ではなく銀行法が適用されるため、この総量規制の対象外だ。

しかし、だからといって銀行のカードローンが無制限に借りられるわけではない。近年は金融庁の指導もあり、各銀行が自主的に年収に対する借入額の上限(例えば年収の2分の1など)を設けている。

担保ローンの場合、健康状態は良好か

一般的なカードローンの審査では、健康状態を詳細に問われることはありません。しかし、住宅ローンや一部の不動産担保ローンといった大型の借り入れを行う場合には、申込者の健康状態が審査の重要な要素になります。

その理由は、これらのローン契約では、多くの場合「団体信用生命保険(以下、団信)」への加入が必須条件になるからだ。

団信とは、ローン契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合に、保険金で残高のすべてが支払われる仕組みの保険のことだ。

団信は、金融機関にとっては貸し倒れリスクを回避でき、利用者やその家族にとっては万が一の際に借金を遺さずに済む、双方にとって重要な制度なのだ。

高齢者が団信に加入するためには、現在の健康状態や過去の病歴、治療歴などを告知書で正確に申告する必要がある。

ただし高齢になるにつれて、高血圧や糖尿病、心疾患といった持病を持つ方の割合はどうしても高くなるため、持病の内容や程度によっては、保険会社の判断で団信に加入できないケースが出てくる。

団信への加入が融資の条件となっている場合、加入できなければローン契約そのものができなくなってしまう。

健康面で不安がある人は、無担保のカードローンか、団信への加入が不要なリバースモーゲージを検討しよう。

信用情報に傷がないか

「信用情報」に傷がないかは、年齢にかかわらずすべてのローン審査で極めて重要視されるポイントです。

信用情報とは、クレジットカードやローンの申込・契約内容、支払状況などの履歴を記録したもので、個人の「お金に関する信頼度」を示す成績表のようなものだ。

金融機関は審査の際に必ずこの信用情報を照会し、申込者がきちんと返済してくれる人物かどうかを判断する。

具体的には、過去にクレジットカードの支払いやローンの返済を長期間延滞した、債務整理(自己破産など)を行った、といった履歴があると「金融事故」として記録が残る。

このような記録は、一般的に「信用情報に傷が付く」と呼ばれ、審査において非常に不利な評価を受ける原因となる。事故情報が残っている期間中は、新たなローンやクレジットカードの契約はほぼ不可能となるのが実情だ。

自身の信用情報が現在どうなっているか不安な場合は、専門の機関に情報開示を請求して確認することができる。日本には、主要な信用情報機関が3つあり、それぞれに開示請求ができる。

機関名 主な加盟会社 主な請求方法 手数料(目安・税込)
※2025年5月時点
CIC
(株式会社シー・アイ・シー)
クレジットカード会社、
信販会社、
消費者金融など
インターネット、
郵送 ※1
500円(ネット)~
1,500円(郵送)※1
JICC
(株式会社日本信用情報機構)
消費者金融会社、
クレジットカード会社、
信販会社等
スマホアプリ、
郵送
1,000円~
(スマホ申し込みの場合)※2
KSC
(全国銀行個人信用情報センター)
銀行、
信用金庫、
信用組合、
農協等
インターネット、
郵送
1,000円(ネット)~
約1,500円(郵送) ※3
※1 2025年4月30日よりネットでの開示請求を休止中(ネット休止に伴い、2025年5月15日消印分から郵送での開示手数料が1,500円から500円に引き下げ。本人確認書類として、3ヵ月以内の印鑑証明書もしくは住民票の原本が必要なので、+300円程度かかる。代金は、コンビニチケットか定額小為替で用意するかで手数料が変わる。出典:CIC
※2 郵送の場合は、別途、コンビニエンスストアでのチケット発券手数料(郵送料金を含めた手数料総額の10%)がかかる。ほかに封筒と発送分の切手代も必要
※3コンビニによって合計金額が変わる。ほかに封筒と発送分の切手代も必要。出典:全国銀行協会

審査に申し込む前に一度自身の信用情報を確認しておくことで、無用な審査落ちを防ぐことにもつながるだろう。

他社からの借入状況

ほかの金融機関からどれくらいの借り入れがあるかという状況も、審査における重要な判断材料の一つです。借り入れの「総額」だけでなく、「件数」も合わせて評価されます。

たとえ1社あたりの借入額は少なくても、複数の会社から借りている「多重債務」の状態は、返済管理が複雑化し、資金繰りに困っているのではないかという印象を与え、審査では不利に働く傾向がある。

一般的に、借入件数が4社、5社と多くなるにつれて、新規の審査に通ることは格段に難しいと言われる。

また、前述の「総量規制」により、消費者金融などからの借入総額が年収の3分の1に近づいている、あるいは超えている場合、貸金業者から新たな借り入れは法律上できなくなる。

もし、高齢者の方が、毎月の返済管理が負担になっている場合は、「おまとめローン」の利用を検討することも一つの手だ。

おまとめローンは、複数の借り入れを一つにまとめるための専用ローンで、現在よりも低い金利で契約できれば、毎月の返済額や総支払額を軽減できる可能性がある。

また、借入先が一本化されることで、返済管理が楽になるだけでなく、信用情報上の評価も改善され、将来的にほかのローンを組む際に有利に働く場合もある。

カードローンとおまとめローンの金利比較表
金融機関名 通常のカードローン
金利(年率)
おまとめローン
(または相当商品)
おまとめローン
の金利(年率)
アイフル 3.0%~18.0% おまとめMAX 3.0%~17.5%
プロミス 4.5%~17.8% おまとめローン 6.3%~17.8%
auじぶん銀行 1.48%~17.5% カードローン
(借り換えコース)
0.98%~12.5%

高齢者が安全にお金を借りるための注意点

高齢者がお金を借りる際は、適切な借入先を選ぶ知識と同時に、トラブルを未然に防ぐための「防衛策」を身につけることが極めて重要です。

なぜなら、お金に困ったときの心理的な弱さにつけ込む悪質な業者が存在するほか、自身の健康問題や相続など、高齢者特有のリスクにも備える必要があるからだ。ここでは、4つの重要な注意点を詳しく見ていこう。

「誰でもOK」「審査なし」などの甘い言葉を信じない

「誰でも貸します」「審査なしで即日融資」「ブラックOK」といった甘い言葉で勧誘してくる業者は、100%違法な「闇金」であり、絶対に利用してはいけません。

正規の貸金業者は、貸金業法という法律に基づき、申込者の返済能力を調査する「審査」を行うことが義務付けられている。つまり、「審査がない」と公言すること自体が、法律を守る気がない違法業者であることの証明なのだ。

高齢者が闇金に関わると、人生を根底から揺るがす深刻な被害に遭う危険がある。

例えば、闇金は、年率に換算すると数千パーセントにもなる法外な高金利を請求してきたり、借り入れした本人だけでなく家族や職場にまで脅迫的な取り立てが行ったりする。

怪しい業者を見分ける最も確実な方法は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」を利用することだ。

正規の業者は必ず国や都道府県に登録し、「登録番号」を持っているので、業者の名前や電話番号をこのサイトで検索し、登録がなければヤミ金融だと判断できる。

固定電話がなく携帯電話の番号しか連絡先がない業者や、SNSで勧誘してくる業者も極めて危険だ。高齢者は、どんなにお金に困っていても、甘い言葉には決して耳を貸してはならない。

返済計画は家族や信頼できる人と共有する

「家族に迷惑をかけたくない」「内緒で借りたい」と考える方も多いだろう。しかし、借り入れを検討する際は、信頼できる人と情報を共有することが、将来のトラブルを防ぐ有効な手段になります。

借金は相続の対象になるため、万が一の際に残された人が「知らなかった借金」の返済義務を負う可能性がある。また、高齢になると健康状態や判断能力に変化が生じるリスクもあり、返済や契約の管理が難しくなることも想定される。

家族がいない場合は、信頼できる親族や後見人、地域包括支援センター、社会福祉協議会など、第三者の支援を活用することが重要だ。たとえば、成年後見制度や財産管理サービスを利用すれば、法的・実務的なサポートを受けられる可能性がある。

借り入れを一人で抱え込まず、周囲と連携することが、自身の生活と周囲の安心の両方を守ることにつながる。

契約内容は必ず細部まで確認する

ローン契約を結ぶ際は、提示された契約書の内容を細部まで確認し、理解できない点があれば、その場で担当者に質問して解消することが不可欠です。

特に高齢者の場合、小さな文字を読みづらかったり、複雑な金融用語を理解しづらかったりすることがある。そのため、可能であれば子どもや信頼できる人に同席してもらい、契約内容を一緒に確認するほうが良い。

信頼できる人が身近にいない場合は、地域包括支援センターや消費生活センターに相談すれば、公的な立場から契約内容の確認やアドバイスを受けられることもある。こうした外部機関を活用することで、一人でも安心して判断できる環境を整えられる。

契約書に一度署名・捺印してしまうと、原則としてその内容にすべて同意したことになり、あとから「知らなかった」では済まされない。

特に高齢者が注意して確認すべき項目は以下の通りだ。

  • 実際に支払う利息の割合:上限金利が何%になっているか
  • 返済方式:毎月の返済額がどのように決まるか(元利均等、元金均等など)
  • 返済総額と返済回数:最終的にいくら支払い、それが何年何ヵ月続くのか
  • 遅延損害金:返済が遅れた場合に発生するペナルティの金利。通常金利より高く設定されている
  • 手数料:ATMの利用時など、借り入れや返済の際に発生する手数料の有無と金額

これらの項目を一つひとつ丁寧に確認し、少しでも不明点があれば納得するまで説明を受けよう。

説明が不十分だったり、質問をはぐらかしたりするような業者であれば、その時点で契約を見送ったほうが懸命だ。

借り過ぎを防ぐ「貸付自粛制度」も知っておく

高齢者の方が自身の浪費やギャンブル依存などにより、意思の力だけでは借り入れを止められない場合や、家族が本人の借金を止めさせたいと考えている場合には、「貸付自粛制度」という公的な制度を利用するという選択肢があります。

これは、日本貸金業協会が提供する制度で、申告を行うことでその情報が信用情報機関に登録され、金融機関は新たな貸し付けを原則として行わなくなる。

貸付自粛制度の対象になるのはカードローンやクレジットカードなどで、登録後は約5年間、新たな借り入れができなくなる。

貸付自粛制度は、強制的に借り入れを止められる仕組みであるため、生活再建のきっかけにはなるが、安易に利用すべきではない。

なぜなら、高齢者が正規の貸金業者から借りられなくなることで、資金繰りに困った人が違法な業者、いわゆる闇金に手を出すリスクが高まるからだ。結果として、さらに深刻なトラブルに巻き込まれる可能性がある。

貸付自粛制度は、あくまでも最終手段であり、他に相談できる人や支援制度を活用したうえで慎重に判断したほうが良いだろう。申告はWebサイトか郵送ででき、条件を満たせば家族からの申告もできる。

高齢者のローンに関するよくある質問

年金収入だけでも本当に借りられますか?
年金収入だけでも申し込み可能なカードローンは実際に存在する。ベルーナノーティスやレイク、オリックス銀行など、多くの金融機関が年金を継続した安定収入とみなしているためだ。

ただし、借入額は年金の受給額に応じた範囲内となり、必ず審査に通るわけではない。パート収入などがあれば、より有利な条件で審査を受けられる可能性がある。
息子(娘)の名義でローンを組むことはできますか?
絶対に行ってはならない。他人の名義でローンを組む「名義貸し」は、金融機関をだます詐欺罪にあたる犯罪行為だ。

たとえ親子の間であっても、名義を貸した息子(娘)さん、実際に利用した親の双方が罪に問われる可能性がある。

お金が必要な場合は、必ずご自身の名義で申し込むか、お子さん自身に契約してもらい、個人的にお金を借りるなどの方法を検討すべきである。
借金があることは、家族にバレずに済みますか?
返済を延滞しない限り、家族に知られずに利用を続けることは可能だ。大手消費者金融などはプライバシー保護を徹底しており、Web完結で申し込めば契約書類などの郵送物をなくせる。

カードレス契約を選び、連絡先を自分の携帯電話にすれば、家族に知られるリスクは低い。ただし、返済を長期間延滞した場合は、自宅に督促状が届くため、そこから発覚する可能性は否定できない。
85歳ですが、借りられるところはありますか?
プランネルという消費者金融は、安定収入があれば85歳まで申し込めるが、そのほかの無担保のカードローンは65〜80歳まで一般的だ。

しかし、ご自宅などの不動産をお持ちであれば、それを担保にする「リバースモーゲージ」が現実的な選択肢となる。

リバースモーゲージは高齢者向けのローンであり、金融機関によっては80代でも申込可能な場合がある。まずは金融機関に相談すべきだ。
生活保護を受けていてもお金を借りられますか?
生活保護を受けていても、法律上カードローンの申請は禁止されていない。ただし、生活保護費を返済に充てることは制度上認められておらず、申込者の収入がそれだけの場合は、審査に通る可能性は極めて低いだろう。

生活保護でも就労収入があれば審査に通る可能性もあるが、借入が発覚すれば保護費の減額や停止となるおそれもあるため、ケースワーカーに相談するべきだ。
審査に落ちてしまいました。どうすれば良いですか?
まず、焦って別のローンへ立て続けに申し込むのは避けるべきだ。短期間に複数の申込履歴が残ると「申込ブラック」とみなされ、さらに審査に通りにくくなる。なぜ審査に落ちたのか、収入や信用情報、他社借入状況など、原因を冷静に考えることが重要だ。

信用情報に不安があれば開示請求で確認し、最低でも半年は期間を空けてから、条件に合うほかの金融機関に申し込むか、公的融資などを検討するのが良いだろう。
どこに相談すれば良いかわかりません。
目的によって相談先は異なる。これから借りたい場合は金融機関の窓口だが、借金の返済に困っている場合は、公的な相談窓口を頼るべきだ。

多重債務などで返済が困難な場合は、日本貸金業協会の相談窓口や、お住まいの市区町村の役所、消費生活センターに相談しよう。

法律的な解決が必要な場合は、法テラス(日本司法支援センター)が無料で相談に乗ってくれる。一人で抱え込まず、専門家に助けを求めることが大切だ。
担保になるような不動産がありません。高額な資金を借りる方法はありますか?
担保なしで、高齢者が一度に高額な資金を借りることは非常に難しい。無担保ローンは個人の信用力がすべてであり、高額融資の審査は特に慎重になるからだ。

まずは、カードローンなどで少額から利用を開始し、きちんと返済を続けて利用実績を積むことで、将来的に限度額が増額される可能性はある。

また、資金の使い道が決まっているなら、リフォームローンなど、カードローンより金利が低い「目的別ローン」を検討するのも一つの方法だ。

文・MONEY TIMES編集部

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