GMOクリック証券(FXネオ)はあまり悪い評判を聞かないFXのサービスといえるが、本当のところが気になる人もいるだろう。スプレッド、最小取引単位、スワップポイントなど多方面に強みを持つGMOクリック証券(FXネオ)の実態に迫ってみたい。
GMOクリック証券(FXネオ)の口コミからわかる評判
GMOクリック証券(FXネオ)は安全性が高く、初心者から上級者まで幅広い層に選ばれているFX取引サービスだ。充実した取引ツール、狭いスプレッド、高スワップポイントといった、トレーダーにとって魅力的な特徴を備えている。
利用者のの口コミを調査すると、取引ツールの使いやすさやスプレッドの狭さ、スワップポイントの大きさを高く評価する声が多数寄せられた。一方で悪い評判はあまり聞こえてこなかった。
一部で「やばい」「おかしい」という声も寄せられたが、これらは誤解や理解不足によるものと考えられる。
GMOクリック証券(FXネオ)の良い口コミ
まずは、GMOクリック証券(FXネオ)の利用者の口コミを紹介する。
利用者からは、取引ツールの使いやすさと取引コストの低さについて高評価の声が多く寄せられている。特にスプレッドの低さは、デイトレードを行う投資家から支持を得ており、安心して取引できる要素として評価されている。 また、スマートフォンアプリのユーザーインターフェースのわかりやすさと、1,000通貨から取引可能な点も、初心者トレーダーにとって魅力的なようだ。 さらに、高金利通貨のスワップポイントは競合他社と比較して優位性があり、長期保有を目的としたトレーダーからも支持を集めている。
T.Uさん|男性|20代|大阪府
スプレッドが低くて安心して使えた
国内の会社でスプレッドが低いため安心して使うことが出来た。また、デモトレードを使うことも出来るので、お金を失わずにお試しで出来ること
atさん|男性|50代|千葉県
アプリが使いやすく初心者向き
アプリが使いやすいですし、少額から、始められるので、初心者でもリスクを考えるといいと思います。また、手数料が安いと思います
らいむさん|男性|40代|千葉県
高金利通貨のスワップポイントが他社より良い
高金利通貨のスワップポイントが他社と比較してそれなりによかったのでスワップポイントを目的としたFXについてはそれなりに価値があったと思う
ywさん|男性|40代|愛媛県
取引ツールが使いやすい
基本的に使いやすいと思います。またチャートも見やすく、見たい時間軸ですぐ表記されることも、大変良いと思っており、満足しております。
GMOクリック証券(FXネオ)の悪い口コミ
今度はGMOクリック証券(FXネオ)の悪い口コミを紹介する。
GMOクリック証券(FXネオ)に対する主な不満は、大きく3つの分野に分けられる。
まず教育面のサポートについて、投資初心者向けの学習コンテンツが限られており、またサポートの対応時間にも制限がある点が指摘されている。
取引環境においては、取扱通貨ペアが20種類と比較的少なく、一部の通貨では最小取引単位が大きいという制約もある。
取引コストと制限については、トルコリラ/円などでは建玉保有上限が低いほか、ロスカット時には1ロットあたり500円の手数料が発生する点が課題として挙げられている。
ただし、これらのデメリットはほとんどのユーザーにとっては大きな問題とは言い難く、致命的なウィークポイントとまでは言えないだろう。
OSさん|男性|40代|鳥取県
学習コンテンツが少ない
まずは、学習コンテンツが少ない点である。 次に、サポート時間が限られており、時間が少ない事である。又、ロスカットの手数料が発生することも悪点である。
AHさん|女性|20代|東京都
取扱い通貨ペアが少ない
取り扱っている通貨ペアが、他の業者と比べて少ない事や、通貨ペアによっては、取引最小単位が、大き過ぎる事や、情報提供の即時性に欠ける事です
H.Mさん|男性|50代|愛知県
建玉(ポジション)保有上限が低い
建玉保有上限が低い点、特にトルコリラ円は100ロット迄しか保有出来ない。又ロスカット時に1ロット当たり500円の手数料がかかる点。
GMOクリック証券(FXネオ)のメリット
GMOクリック証券(FXネオ)には、主に次のような強力なメリットがある。
圧倒的な実績がある
GMOクリック証券(FXネオ)は、2021年の年間取引高でギネス世界記録™を達成した実績を持つ。それ以前も2018年まで7年間連続でFX取引高世界一を維持してきた。
この圧倒的な取引規模は、顧客にとって数々のメリットをもたらしている。例えば、高い取引量を背景とした業界最狭水準のスプレッドの維持や、競争力のあるスワップポイントの提供が可能となっている。
大手ならではの豊富な運用ノウハウと安定した取引環境は、初心者から上級者まで幅広いトレーダーから支持を集める要因となっている。
スワップポイントの高さは業界トップクラス
GMOクリック証券(FXネオ)は、業界トップクラスの高水準なスワップポイントを提供している。2024年10月から11月の実績では、メキシコペソ/円で1日あたり240円、南アフリカランド/円で189円という魅力的な水準となっていた。
大きな特徴としては、売りと買いのスワップポイントが同額となる一本値を採用している点が挙げられる。これによりポジション保有時のコスト計算が容易になり、長期運用戦略を立てやすくなる。
また、未決済ポジションであっても、スワップポイントのみの出金が可能だ。
GMOクリック証券(FXネオ)の高いスワップポイントは、長期保有による収益確保を目指す投資家にとって魅力的といえる。
取引可能な金融商品が豊富
GMOクリック証券はFXネオ以外にも株式取引、投資信託、債券、CFD(差金決済取引)など、幅広い金融商品を取り扱っている。証券取引口座とFXネオ口座の間での資金振替も、手数料無料で即時反映される仕組みを採用している。
このため、相場状況に応じて株式からFX、あるいはFXから株式へと機動的な資産配分の変更が可能であり、効率的な投資運用を実現できる。
少額からでも取引できる
GMOクリック証券(FXネオ)は最低取引単位が1,000通貨に設定されており、少額からの取引が可能だ。
例えば、ドル/円を1ドル150円で計算すると、1,000通貨では15万円相当の取引だ。レバレッジが25倍であれば、証拠金6,000円を差し入れると取引を始められる。
ただし、必要証拠金ギリギリでの取引は相場変動による追加証拠金やロスカットのリスクが高まる。初心者は最初から高すぎるレバレッジでの取引は避け、余裕のある証拠金で取引しよう。
使用できるツールのバリエーションが豊富
GMOクリック証券(FXネオ)は、取引環境の充実を重視している。PCでの取引には38種類のテクニカル指標を搭載した高機能チャートツール、プラチナチャートがある。また、シンプルで使いやすいはっちゅう君FXプラスも提供しており、取引スタイルに応じて選択可能だ。
スマートフォンユーザー向けには専用アプリGMOクリック FXneoがあり、外出先でもスムーズな取引ができる。
さらに、実際の取引に移る前にこれらのツールの操作をマスターできる、デモトレード機能も完備されている。これらのツールはすべて無料だ。
GMOクリック証券(FXネオ)のデメリット
GMOクリック証券(FXネオ)にはいくつかのデメリットもある。
一部通貨の最低取引単位が大きめに設定されている
GMOクリック証券(FXネオ)では、一部の通貨ペアで最低取引単位が大きく設定されている。通常の通貨ペアは1,000通貨から取引可能だが、南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨からの取引だ。
最低取引単位が大きくなると必要証拠金が膨らみ、証拠金を多く差し入れなければならなくなる。
しかし、南アフリカランド/円やメキシコペソ/円は長期にわたり、1通貨あたり10円未満で推移してきた。そのため、10,000通貨であっても必要となる証拠金は多くて10万円程度だ。ただし、1,000通貨程度のトレードでは、十分なリターンを見込めないだろう。
ロスカット手数料が発生する
GMOクリック証券(FXネオ)通常の取引手数料は無料だが、ロスカット時には手数料が発生する。証拠金維持率が50%を下回ると自動ロスカットが執行され、10,000通貨あたり500円(税込)の手数料が課される。
特に南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨を最低取引単位としているため、ロスカット時の手数料負担が大きくなる可能性がある。
また、証拠金維持率が50%を下回ってからロスカット判定までに数分程度の時間差が生じる場合があり、その間に相場が大きく動くと想定以上の損失につながるおそれもある。
ロスカットは為替相場の急激な変動時に発生しやすく、すでに損失を被っている状況でさらに手数料負担が加わってしまう。そのため、証拠金維持率には常に注意を払い、余裕を持った証拠金管理が不可欠だ。
取扱通貨ペア数は少なめ
GMOクリック証券(FXネオ)の取扱通貨ペア数は20種類と、業界内ではやや少なめだ。他社では50種類以上、なかには100種類近い通貨ペアを取り扱うFX会社もある。
ノルウェークローネやシンガポールドルのようなマイナー通貨での取引を検討している投資家にとっては、選択肢が限られるだろう。
ただし、米ドル、ユーロ、英ポンドといった主要通貨や、人気の高金利通貨であるメキシコペソ、南アフリカランドなどを取り扱っているため、一般的なFX取引では大きな支障はないと言えそうだ。
自社にアナリストがいない
GMOクリック証券(FXネオ)は、自社アナリストによる市場分析レポートやセミナーの提供がほとんどない。他社では専属アナリストによる日々の市場解説や詳細な相場分析レポート、定期的な投資戦略セミナーなどを展開している事例が多い。
独自の相場見通しや投資アイデアの提供が少ない点は、投資判断の材料を求めるトレーダーにとって物足りなさを感じるかもしれない。ただし、インターネット上には質の高い情報が豊富に存在する。また、FXネオの取引ツール自体の性能も高いため、実務的な取引に支障はほとんどないだろう。
GMOクリック証券(FXネオ)の利用がおすすめな人
FXの取引をする多くの人におすすめできるGMOクリック証券(FXネオ)だが、特に向いているのは次のようなタイプだ。
● 取引に慣れていないFX初心者
● スワップポイント目的のトレーダー
● 高性能ツールで取引したい人
● 多様な金融商品に投資したい人
GMOクリック証券(FXネオ)は、多様なニーズを持つFXトレーダーに対応できる総合的な取引環境を提供している。業界最狭水準のスプレッドと高水準のスワップポイントにより、コスト重視のトレーダーから長期保有型の投資家まで幅広く対応できる。
また、直感的な操作性を備えた取引ツールは、初心者から上級者まで快適な取引を可能にする。さらに、株式やCFDのようなさまざまな金融商品との連携も容易である点は、資産の分散を考える投資家にとって魅力的だ。
東証プライム上場企業グループの一員としての経営基盤を持つことから、安全性を重視する投資家にも適していると言える。
そもそもGMOクリック証券(FXネオ)とは
GMOクリック証券(FXネオ)はGMOインターネットグループが運営する、国内大手のFX取引サービスだ。
会社名 | 株式会社GMOクリック証券 |
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サービス名 | FXネオ |
金融商品取引業登録番号 | 関東財務局長(金商)第77号 |
取引通貨ペア数 | 20種類 |
取引単位 | 1,000通貨単位 (南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨単位) |
最大レバレッジ | 25倍 |
取引手数料 | 無料 |
ロスカット手数料 | 1取引単位あたり500円(税込) |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2銭(原則固定、例外あり) |
スワップポイント (メキシコペソ/円 10万通貨あたり) | 240円/日 (2024年10月21日~11月20日平均値) |
スワップポイント (南アフリカランド/円 10万通貨あたり) | 189円/日 (2024年10月21日~11月20日平均値) |
取引ツール | はっちゅう君FXプラス、プラチナチャート、 GMOクリック FXneo(スマホアプリ) |
デモトレード | あり |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
口座開設費用 | 無料 |
口座維持費用 | 無料 |
公式サイト | https://www.click-sec.com/ |
GMOクリック証券(FXネオ)の口座開設方法
ここでは、早くFXのトレードを始めたい人のために、GMOクリック証券のFX専用取引口座の開設方法を解説する。
FX専用取引口座の口座開設手順は次のとおりだ。
- 口座開設フォームに必要な情報を入力
- 本人確認書類・マイナンバーを提出
- 口座開設の審査
- 口座開設の完了通知が届く
口座開設には本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出が必要だ。
● 運転免許証
● マイナンバーカード
● パスポート
● 住民票の写し
● 在留カード など
● マイナンバーカード
● 通知カード
● 住民票の写し(マイナンバー付き)
本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出方法は次の3通りだ。
● 最短手続き本人認証
● アップロード
● 郵送
スマホで本人確認書類とマイナンバー確認書類をその場で撮影してアップロードする方法だ。
FX専用取引口座の場合は最短即日で口座開設できる。
GMOクリック証券(FXネオ)の入金方法
GMOクリック証券(FXネオ)で口座開設できたら、入金すると取引を始められる。FX専用取引口座の入金方法は即時入金サービスと振込入金の2種類だ。即時入金サービスとは提携する金融機関からFX専用口座にリアルタイムに入金してもらうサービスで、手数料は無料だ。
振込入金は任意の金融機関から入金できるが、振込手数料は利用者の負担となる。
即時入金サービスの提携金融機関は、次のとおりだ。
● GMOあおぞらネット銀行
● 楽天銀行
● 三菱UFJ銀行
● 三井住友銀行
● 住信SBIネット銀行
● PayPay銀行
● みずほ銀行
● ゆうちょ銀行
● セブン銀行
● りそな銀行
● イオン銀行
● 埼玉りそな銀行
● auじぶん銀行
● ソニー銀行
GMOクリック証券(FXネオ)の出金方法
GMOクリック証券(FXネオ)のFX専用取引口座からの出金方法は、次のとおりだ。
- PC会員ページ(スマホアプリ)の入出金・振替をクリック(タップ)し、出金に進む
- 出金依頼欄の出金依頼額と取引暗証番号を入力
- 出金依頼確認ボタンをクリック
- 受け取った認証コードを入力し出金依頼ボタンをクリック
なお、1回の最低出金額は1万円で残高が1万円以下の場合は、全額出金となる。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引のやり方
FXで初心者でも覚えておきたい注文方法は、次の3つだ。
成り行き注文
成り行き注文は、現在の取引価格で即座に売買を成立させる注文方法だ。相場の動きが速いときや、すぐに取引を完了させたい場合に有効な方法といえる。
ただし、注文時の価格と実際の約定価格が異なるスリッページが発生する可能性があるので注意したい。
FXネオでは取引画面上部の売注文、または買注文ボタンをクリックするだけで成り行き注文が可能だ。相場の急激な変動時には約定価格が注文時の表示価格から大きく乖離する可能性もあるため、相場状況を十分に確認してから発注することが望ましい。
指値注文
指値注文は、取引したい価格をあらかじめ指定して発注する方法だ。相場が指定した価格に到達した時点で、自動的に注文が執行される仕組みだ。
例えば、現在のドル/円レートが99円のときに100円で売りの指値注文を出しておけば、相場が100円に上昇した時点で自動的に売り注文が成立する。
FXネオでは注文画面で希望の価格を入力し、有効期限を設定すれば指値注文が可能だ。希望する価格で取引できるが、相場が指定価格に達しない場合は取引が成立しないリスクがあるので注意したい。
逆指値注文
逆指値注文は、現在の相場価格より不利な価格を指定して発注する注文方法だ。初心者の場合、主に損切りの目的で活用する。
例えば、ドルが上がると予想して100円で買ったドル/円ポジションが、予想に反して99円になってしまったとする。どこかで反転する可能性もあるが、98円を損切りポイントとして逆指値注文を出しておく。そうすることで、損失の拡大を防ぐわけだ。
ただし、相場が急激に変動する場合、指定した価格から大きく乖離した価格で約定する可能性があるので注意しよう。
GMOクリック証券(FXネオ)は実績とツールが強み:高スワップで取引サポートも充実
GMOクリック証券(FXネオ)は2021年に年間取引高でギネス世界記録を達成するなど、圧倒的な実績を持つFX取引サービスだ。業界トップクラスのスワップポイントと狭いスプレッド、充実した取引ツールといった実用面の強みも十分だ。