コストコの値札(プライスカード)には「*」「+」「I」といった小さなマークが書かれていることがあり、これらを見分けられるようになると、よりお得に楽しく買い物できる。それぞれのマークの意味を見てみよう。
1 右上の「*」──次回の入荷予定がない
値札の右上にある「*(アスタリスク)」マークは、次回の入荷予定がないという意味で、在庫限りで販売が終わる商品だ。
売れ行きや季節性を踏まえて、このマークがつけられていることがある。
次に行ったときにはもう残っていないかもしれないので、お気に入りの商品であれば買っておいたほうがよいだろう。
2 右上の「+」──次回の入荷が未定
値札の右上にある「+(プラス)」マークは次回の入荷が未定であることを意味する。
少し待てば入荷する可能性もあれば、2度と手に入らないこともあり、いわば「もうすぐ買えなくなるかもしれない」のサインといえる。
その商品を日頃から使っていて、なおかつ長期保存できるものであれば、見かけたタイミングで多めに買っておくのもよいだろう。
3 右上の「I」──インフォメーションがある
値札の右上にある「I(アイ)」マークは、インフォメーションがあるという意味だ。
この値札の近くには詳細情報カードがあり、サイズや性能、付属品など、商品を見ただけでは分かりにくい情報を確かめられる。
倉庫店のスタッフをわざわざ探さなくても詳細を簡単に知ることができ、商品に関する誤解も防げるだろう。
Iマークがついた値札は、家電売り場に貼られていることが多い。
4 価格の末尾が「77」──全国で値引きされている商品
値札の右上のマークだけでなく、価格の末尾にもお得情報が隠されていて、2,077円のように末尾が「77」の商品は全国の倉庫店で値引きされていることを意味する。
割引表記などがあるわけではないためパッと見ただけでは分かりづらく、“隠れ値下げ商品”といえる。
少しでもお得に手に入れたいなら、価格の末尾もチェックするよう心がけるとよいだろう。
5 価格の末尾が「66」──倉庫店が独自に値引きしている商品
2,066円のように価格の末尾が「66」のものは、その倉庫店限定で値引きしている商品である。
末尾が「77」の商品と同じように、割引表記などがあるわけではないため見落としがちだ。
この値札はレアなので、気になっている商品に「66」の表記があったら手に取ってみるとよいかもしれない。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
Sarah Rypma / stock.adobe.com(画像はイメージです)
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