週休に加えて取得できる有給休暇ですが、英語では何と言うでしょうか。給与が発生する休日を指しますが、「有給」と「休暇」を分けて考えると分かりやすいかもしれません。
正解は“paid-leave”です。
他にも“paid-vacation”や“paid-holiday”などの表現方法があります。
単に「休暇」をあらわす“leave”や“vacation”、“holiday”ではなく、「給与が発生する」という意味の“paid”を用いて区別します。
また、メールでは英文を略すケースがよく見られますが、有給休暇は“PTO“と表記します。
PTOは“Paid Time Off”の略で、給与という意味の“paid”と休暇の“time off”を組み合わせた言い方です。休暇中の自動返信メールでは、「今日は有給休暇でメールを拝見できません」という意味で”I’m on PTO today and will not be accessing mails.”などと表記します。
日本人の約半分が「有給休暇が取れていない」
有給休暇をあまり取れていないという人も少なくありませんが、有給休暇の取得率は、2019年は1人あたり56.3%と、約半分しか取得できていないことが分かっています。
特に休みを取りづらい業態の宿泊業・飲食サービス業は41.2%と低く、電気・ガス・熱供給・水道業は76.8%と高い結果になりました。
業種によって有給休暇の取りやすさに差はあるものの、本来ならば有給休暇は労働者の権利であり、申請をした際に認められなくてはなりません。
これは正社員だけでなくパート・アルバイトも同様で、申請者が休むために事業の正常な運営が難しくなる場合を除き、会社側は申請者の希望通り有給休暇を与える必要があります。
正当な理由なく有給休暇を認めないのは労働基準法違反のため、申請の際にはこのことを思い出しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月5日公開記事)
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