フードデリバリー「利用者ランキング」 1、2位はどこ?イケアとウォルトが連携

2021/12/29 14:00

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IKEA原宿がフィンランド発祥のデリバリーサービス「ウォルト」と連携してフード商品のデリバリーを始めると発表した。ウォルトは2020年10月に日本に上陸したばかりのサービスで、チェーン店だけでなく地域に根ざした個人店の登録が多いようだ。 新規参入事業者が増加して競争が激化しているフードデリバリー業界だが、現在どのサービ

IKEA原宿がフィンランド発祥のデリバリーサービス「ウォルト」と連携してフード商品のデリバリーを始めると発表した。ウォルトは2020年10月に日本に上陸したばかりのサービスで、チェーン店だけでなく地域に根ざした個人店の登録が多いようだ。

新規参入事業者が増加して競争が激化しているフードデリバリー業界だが、現在どのサービスが人気で、それぞれどのように差別化を図っているのだろうか。

利用者数トップは出前館

3,604人を対象としたウェブ調査によると、利用者数ランキングは次のとおりとなった(ICT総研調べ)。

カッコ内は回答者数
1位 出前館(428人)
2位 Uber Eats(426人)
3位 ドミノ・ピザ(387人)
4位 ピザハット(200人)
5位 ピザーラ(185人)
6位 楽天デリバリー(105人)
7位 dデリバリー(84人、サービス終了)
8位 menu(41人)
9位 foodpanda(34人)

各デリバリーサービスの特徴は?

今回の調査で上位にランクインした総合デリバリーサービスの特徴を見ていこう。

1位の「出前館」<2484> は加盟店舗数が7万店以上で、国内トップとなっている(出前館調べ)。個人店よりはチェーン店の登録が多く、お問い合わせ対応などの丁寧なサービスが特徴だ。

2位の「Uber Eats」はかなり前にサービスが開始された印象があるが、日本に上陸したのは2016年で、ここ5年ほどで急成長を遂げている。最低注文料金を設けていないため低価格の商品も配達してもらえるほか、月額980円で1,200円以上の注文の配送手数料が無料になる「Eatsパス」も展開している。

6位の「楽天デリバリー」はチェーン店を中心に1万店舗以上登録されている。注文時に楽天ポイントを使える店舗もあるため、楽天ユーザーにとっては使い勝手が良いだろう。

8位の「menu」はチェーン店だけでなく、世界的グルメガイドで評価されている店舗が充実しているのが特徴だ。

9位の「foodpanda」は2020年9月にリリースされたばかりのドイツ発のサービス。AI技術を活用したプラットフォームにより、商品を平均25分以内に届けてくれる。

フードデリバリーを1年以内に利用した人の割合は32.3%という調査結果が出ているが、非利用者のうち70%が3年以内の利用を検討しており(ICT総研調べ)、潜在需要はかなり高いといえそうだ。フードデリバリー業界の戦国時代はまだまだ終わりが見えない。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年7月4日公開記事)

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