クレカ明細にあると「まずい項目」気づかぬうちに設定?

2022/07/20 11:35

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クレジットカード決済は、サインレスでスピーディに支払いが完結し、ポイントも貯まるので利用をためらう理由はない。ただ、契約時の見落としで気づかない間に設定されていることもある「リボ払い」には注意が必要だ。 「クレカ初心者」が注意しておきたいこと クレジットカードの支払い方法には、最もスタンダードな「1回払い」のほか、「分

クレジットカード決済は、サインレスでスピーディに支払いが完結し、ポイントも貯まるので利用をためらう理由はない。ただ、契約時の見落としで気づかない間に設定されていることもある「リボ払い」には注意が必要だ。

「クレカ初心者」が注意しておきたいこと

クレジットカードの支払い方法には、最もスタンダードな「1回払い」のほか、「分割払い」、「リボ払い」などがある。通常は締め切り日の翌月の支払日にまとめて1回で払うことになっている。大きい買い物をしたときに数回に分けて支払えるのが分割払いだ。通常は2回までなら手数料や金利はかからない。3回以上の分割でも手数料や金利がかからない場合があるのでうまく使いこなしたい。

一方のリボ払いは利用回数や決済金額にかかわらず毎月の支払額が一定になるサービスだ。毎月の支払いが定額なので一見すると安心感があるが、実はここに高い手数料が掛かっているのだ。クレカ初心者は、最初の請求書の明細が届く頃、明細書に目を通し「リボ払い」になっていないか確認しよう。

自動で「リボ払い」設定になる被害が相次いでいる

全国消費者センターへのリボ払いの相談件数が増えている。18年度は2,403件と5年前の2倍に増えた。1回払いのつもりで買い物をしたはずなのに、請求書の明細をみたらリボ払いになっており、想定以上の手数料がチャージされていたという事例が多いという。

ただ、リボ払いは勝手に設定されることはないためクレジットカード会社が特別なポイントキャンペーンなどでリボ専用カードを募集していた場合、クレカ申込時の初期設定がリボ払いになっていることがある。あるいは、申込時に「リボ払いサービス」をチェックしてしまった場合にもリボ払いになる。請求書の明細、もしくはHPなどで初期設定をチェックすればわかるはずだ。注意さえしていればトラブルは避けられる。

リボ払いの仕組み、なぜ注意が必要かを解説

リボ払いの負担が重くなる理由は「金利の高さ」にある。締め切り日の利用残高に対し、返済日翌日から翌月の返済日までの1ヶ月分の日割りの金利がチャージされる。リボ払いの金利はクレカ会社によって違うが一般的に15%程度となっているのでそれを元に計算してみよう。

月々1万円のリボ払い設定、リボ金利が15%、10万円の利用残高があった場合、翌月の手数料は次のようになる。

(利用残高:10万円)×(年金利:15%)×(1/12 ※実際は日割りだが月換算)=(手数料:1,250円)

つまり、翌月の支払日の支払い1万円のうち1,250円は金利負担になり、元本の返済額は8,750円だということだ。返済残高が大きく、毎月の返済設定額が少ないほど金利負担は大きくなる。リボ払いは年利15%の借金をしているのと同義である。残高を一括返済すれば年間15%のリターンを確実に得ることができる。資産運用をしていてリボ払いをしている人は最優先でローン返済を考えよう。

ほとんどのクレカには短期的に利用額が膨らんでしまった場合に備え、後からリボ払い設定が出来る「あとからリボ」の仕組みがある。どうしても負担を分散したい場合には活用するのもひとつの手だ。しかしリボ払いをしなければならないほどお金の工面が難しい場合、「お金の使い方」を見直したほうがよいかもしれない。自動リボの設定は外して、ムダな手数料を払わないように気をつけたい。

文/編集・dメニューマネー編集部

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