600万人が訪れる“オクトーバーフェスト”
1810年、当時の皇太子と皇女の結婚式を市民が祝ったことが起源とされるビールの祭典、オクトーバーフェスト。日本でも2003年に日比谷シティで開催されたことをきっかけに、今では全国各地で行われるようになりました。発祥の地とされる「民顕」とはドイツのどこの都市でしょうか?
正解はミュンヘンです。閔行とも書くそうです。
約200年の歴史を持つオクトーバーフェストですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年から2年連続で中止に。世界中から約600万人が集まり、約1600億円(12億ユーロ超)の経済効果をもたらすイベントの中止は、ミュンヘンにとっても大きな痛手となったそうです。
空飛ぶタクシーの実現を目指すリリウム
ミュンヘンには日本でも人気の自動車メーカーBMWの本社があります。自動車産業の街として有名で、自動車関連の中小企業も数多く集っています。
そんな自動車の街・ミュンヘンに2015年に創業したのが、都市部での「空飛ぶタクシー」の運行実現を目指すリリウムです。同社は垂直離着陸が可能な小型電動機「リリウム・ジェット」を開発中で、2025年までに運行開始を目標としています。実現すれば、都市部の交通渋滞が解消される可能性も。
同社はすでに累計400億円以上の資金を調達しており、電動の垂直離着陸機を手がけるスタートアップの中でも、特に注目の企業です。また、2020年7月には東レ < 3402> とリリウム・ジェットに使用する炭素繊維複合材料の供給契約を結んでいます。
ミュンヘンには大企業の本社が集中しています。ドイツ株価指数(DAX)を構成する上場企業30社のうち、アリアンツ保険や医療機器メーカーのシーメンスなど7社が本拠地を構えています。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月13日公開記事)
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