世界一地盤沈下が加速する都市
メキシコの首都で、2158万人もの人口を擁する世界最大級の都市です。その美しい街並みは世界文化遺産に登録されています。また、世界で最も地盤沈下が加速している都市といわれている、「墨府」とはメキシコのどこの都市でしょうか?
正解はメキシコシティです。
毎年最大50cmにもなるという地盤沈下。地域によって地盤沈下のペースがまちまちであることから、建物や道路、地下鉄や下水システムなど都市インフラの破壊にもつながる可能性が高いと危惧されています。原因はもともと湖だった地形と、大量の地下水のくみ上げを続けてきたことだと言われています。
メキシコシティの地盤沈下が収まるまでには約150年かかり、その間にも最大19.8m沈下すると予想する専門家もいるそうです。
このような現象はメキシコシティだけではなく、インドネシアの首都ジャカルタやアメリカのカリフォルニア州でも観測されています。
銀行オーナーのつぶやきで、ビットコインが値上がり
メキシコシティに本社を置くアステカ銀行の経営者・リカルド・サリナス・プリエゴ氏は、国内3位の富豪です。銀行のほかにも、大手テレビ放送局のTVアステカ、小売店グループのグルーポ・エレクトラなどを含む、メキシコ最大のコングロマリットを率いています。
その保有資産は約1兆7500億円(158億ドル)にものぼるそう。同氏は2021年6月27日に、自身のツイッターアカウントで、「アステカ銀行がメキシコ初のビットコイン受け入れ銀行になるよう取り組んでいる」とツイート。同氏のフォロワーは90万6000人を超えるだけに、その影響はとても大きかったようです。
情報サイト「コインデスク」によると、このつぶやきをきっかけに、ビットコインの価格は24時間で約4.3%上昇し、一時3万4201ドルまで達しました。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月21日公開記事)
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