銀行を利用するとポイントが貯まることをご存じでしょうか?給与振込や積み立てなどでポイントが貯まるサービスが続々登場しています。一度設定すれば毎月勝手にポイントが貯まっていくので手間いらずです。中にはオンラインバンキングにログインするだけでもらえるポイントもあります。
三菱UFJ銀行──6月にスタート、Pontaポイント付与
三菱UFJ銀行では今年6月から「スーパー普通預金」(メインバンク プラス)」でPontaポイントが貯まるサービスが始まりました。
三菱UFJダイレクトへのログイン、公共料金などの口座振替、クレジットカードやデビットカードの料金引き落とし、運用商品の購入・積み立てなどに応じて、Pontaポイントを貯められます。
例えば、三菱UFJダイレクトへのログインで1ヵ月につき5ポイントもらえるほか、三菱UFJデビットの利用や口座振替で、それぞれ1ヵ月につき10ポイントもらえます。
さらに、毎月の投信積立や外貨積立では1万円ごとに30ポイント、運用商品残高が50万円以上で毎月50ポイントとなるので、運用している人はよりおトクにポイ活できそうですね。
三井住友銀行──Vポイントはdポイントと等価交換できる
三井住友銀行では、「SMBCポイントパック」に申し込み、Vポイントサービスを活用することで、Vポイント(1ポイント=1円相当)をもらえます。
ポイントがもらえるのは、Vポイントアプリを通してSMBCダイレクトへのログイン、自行ATMの利用、SMBCデビットでの決済、投資信託や外貨預金の購入・積み立てなどをした場合です。
例えば、SMBCダイレクトへのログインで1ヵ月につき5ポイント、三井住友銀行ATMでの入出金で1回10ポイント(月3回まで)貯まります。また、毎月の投信積立や外貨積立で1万円ごとに15ポイント貯められますよ。
そして何と言っても、Vポイントは電子マネーI Dにチャージして利用できるうえに、dポイントと等価交換することができます。使い勝手のよさもVポイントの魅力ですね。
住信SBIネット銀行(T NEOBANK)──他行からの振り込みでTポイントが30ポイント
最後に紹介するのは住信SBIネット銀行。CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)と連携し、3月31日にTポイント会員専用の銀行サービス「T NEOBANK Tポイント支店」を開始しました。スマホに専用アプリをダウンロードし、Tポイントを利用しているIDでログイン後、住信SBIネット銀行の専用口座を開設すればT NEOBANKが使えます。
アプリ内では、給与受け取りや口座振替、投資商品の積み立てが可能で、それらに応じてTポイントを貯められます。例えば、給与受け取りで1ヵ月30ポイント、口座振替があれば1ヵ月5ポイント貯められます。
また、他行から1万円以上の振込があれば1度の振り込みで30ポイントもらえます。投資積み立てや外貨積み立てをしていなくても一気にたくさんのポイントが貯められるので、Tポイントをよく利用している人は注目です。
今後も広がる銀行サービスを要チェック
このほかにも新生銀行の「新生ポイントプログラム」や楽天銀行の「ハッピープログラム」など、ポイントサービスを始める銀行が増えています。
今後もキャッシュレスの普及に対応してこのような取り組みが広がっていく可能性が高いので、新しいサービスや仕組みが登場したらその都度チェックする習慣をつけておくとよいでしょう。
文・酒井富士子(経済ジャーナリスト)
編集・濱田 優(dメニューマネー編集長)
(2021年7月10日公開記事)
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