大手企業の夏のボーナスは平均84万1,150円で、昨夏より7.28%減少したことが、経団連が発表した、大手企業の2021年夏のボーナスの1次集計結果で分かった。
回答したのは15業種の104社。コロナ禍で多くの企業の業績が悪化し、今年夏のボーナスは、リーマンショック後に次いで2番目に大きい下げ幅となった。
「食品」はボーナス増、最も大きな下げ幅だったのは「自動車」
業界別では、コロナ禍でもボーナスが増加した業界の一つが「食品」だ。巣ごもり需要により食品スーパーなどが”特需”に沸いているからだろう。
回答があった15業種のなかで最も大きい下げ幅となったのが「自動車」だ。現在は生産台数が回復傾向にあるが、昨年の生産台数減少や、今年に入ってから続いている半導体不足も今回の結果に影響しているかもしれない。
ボーナスの使い道は「貯金・預金」「生活費」?
果たして、ボーナスをどのように使う人が多いのだろうか。
コロナ禍で先行きが不透明な今、将来を見据えて貯金や投資に回す人が多そうだ。ワクチン接種が完了していないなかで、外出や旅行にお金を使えずに貯めることになる”強制貯蓄”も想定される。
自動貯金アプリ「finbee」(フィンビー)を提供するネストエッグの調査では、夏のボーナスの使途として最も多かったのは「貯金・預金」で74%だった。さらに「生活費の補てん」「ローンや借り入れの返済」「投資」と続いたという(男女1528人を対象にした調査)。
貯金アプリのユーザーが対象なだけに堅実な人が多いのだろうが、それにしても7割は高い割合だ。
今年も帰省がしづらいから親や親戚への贈り物に使ったり、おうち時間の増加により、昨年に続き家電や家具に使ったりする人も多いかもしれない。副業を始める人が増えたため、セミナーやオンライン学習などの自己投資に回す人も一定数いるだろう。
なおネストエッグの調査では、そもそも夏のボーナスがもらえると答えた人は58.0%、なしが33.7%。支給額も20万~40万円が27.3%と最も多く、大企業とは大きな差があることが分かる。
まだまだ経済がV次回復とはいかないなかでは、ボーナスがもらえたからといって“パーっと散財”というわけにはいかないだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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