男性会社員の1カ月の小遣い平均額は3万8710円、女性会社員は3万4398円。男性社員が前年より709円減り、女性社員は544円増えたことが分かりました。
新生銀行が実施した小遣いに関する調査で、ほかにも昼食代や飲み代についても聞いたところ、昼食代や飲み代は男女ともに増えたそうです。
新型コロナウイルスの影響で生活スタイルが大きく変化したいま、小遣いや昼食・飲み代にどう影響しているのでしょうか。
昼食代は男性が649円、女性は590円 増えたが依然節約志向
この「2021年サラリーマンのお小遣い調査」は同行が20〜50代の男女約2700人を対象に実施しました。
昼食代は男性会社員が昨年の585円から64円増えて649円に。女性会社員も昨年の583円から7円増加して590円になりました。
昼食にかける費用が若干増えたとはいえ、男女ともに600円前後に切り詰めています。男女ともに弁当持参の割合が高いことも一因で、今や女性では約半数、男性でも3割強が弁当を持参しているといいます。
コロナ禍でなかなか飲みにいけないからこそ……
飲み代はどうかというと、男女共に増えました。
1カ月の飲み代は男性が前年比1609円の大幅増で、1万3229円。女性も同1252円増の9707円と、前年より大幅に増えました。特に30代の飲み代が増えています。これはコロナ禍でなかなか飲みに行けないからこそ、以前よりちょっと奮発して少ないチャンスを楽しみたいという気持ちの現れでしょう。
旅行や外食が難しい今、少しでも生活を充実させるために、誰もがお金のかけ方を工夫しているようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月9日公開記事)
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