賃貸物件を借りる際に必要なのが「敷金」です。敷金は借主が部屋を汚したり、損傷させたりしてしまった時の修繕費用や、家賃の支払いが滞った時の費用に充てる目的で、入居時に借主が貸主に対して支払うお金のことです。
日本では、家賃の3か月分を敷金として設定するケースが多くみられます。「敷金」や「3か月分の敷金」を、英語ではどのように表現すると良いのでしょうか。
正解は、“security deposit”です。
たとえば、「2か月分の敷金を支払ってください」と言う場合は、“Please pay a deposit of two month’s rent.”と表現をします。
「家賃3か月分」を英語にすると、“a deposit of three month’s rent”になります。
敷金はあくまで担保であり、退去時に何も問題がなかった場合は全額返金されます。そのため、英語では「保証金」の意味をもつ“deposit”のみで表現することもあります。しかし、一般的により伝わりやすいのは、“security deposit”です。
礼金は“key money”
賃貸物件を借りる際に、敷金とともに支払う「礼金」は、英語では“key money”や“gratuity fee”と表現します。ただ、国や地域によっては、敷金はあっても礼金を支払う仕組みがないところもあります。ちなみに、アメリカでは礼金を支払う習慣はほとんどないようです。
オーストラリアでは、敷金“deposit”と同じ意味で“bond”という単語を使うケースもあります。海外で物件を借りる際にはその国や地域によって使用する単語が異なりますので、事前に調べておくと良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月12日公開記事)
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