節約のためにしたことが、実は浪費につながっているかもしれない。セールのときに、安売り商品を買い込んで、結果的にお金を使いすぎてしまうなどが、その一つとしてあげられる。 ほかには、どのような行動を控えたほうがよいのか?
実は節約になっていないNG行動
節約のための行動が、かえって散財につながり、いつまでも貯蓄できないことがある。次のような行動をとっている人は、本当に節約になっているか振り返ってみよう。
SNSでお得な情報を探す行動
SNSにはお得な情報があふれているが、見ているうちに物欲をかき立てられ、お金を使い過ぎてしまうことがある。
「知らないと損」「知らないと後悔する」などキャッチーな言葉が入った投稿も多いため、お得な情報を見逃すのが怖くなり、ついスキマ時間にSNSを開きがちになる。
しかし、投稿や広告で魅力的な商品を見つけると、ほしくなって結局は散財につながってしまう。
お店と比べてその場で買えるネットは購入のハードルも低くなる。
お得な情報を追いかけすぎない、1日の中でSNSを見る時間を決める、目的なくSNSを開くのをやめるなど工夫しながらSNSと付き合うことで、物欲をかき立てられることが減り、節約できるかもしれない。
セールの時期に服を買う行動
セールの時期に服を買いに行くのは賢い選択に思えるが、どれもこれもお得に見えて、買い過ぎてしまうことがある。
セールでは、元の値段に二重線を引くなど、あえて元の値段が分かるようにしてある。これは心理学のアンカリング効果を使ったマーケティング手法で、元の値段の印象が強く残り割引後の値段が安く感じられることで買いたくなるという仕組みだ。
セールの時期に服を買いに行くと、アンカリング効果でどれもこれもお得に見えて散財してしまうかもしれない。
セールにこだわりすぎず、もし割引された商品を買うときは、元の値段ではなく割引後の値段を基準に、本当に買って後悔しないかよく考えたい。
「節約のつもりが実は勘違い」しがちなNG行動
節約につながっていると思っていても、実はまったく節約になっていないことがある。一人暮らしの人によくある、勘違いにもとづくNG行動には、次のようなものがある。
交際費は一切出さない
関係の希薄な友人との飲食や、参加したくない会社の飲み会はキッパリやめてもいいだろうが、だからといって何でもかんでも節約のためと断っていては、大きなチャンスを逃しかねない。
友人との会食や、キャリアアップにつながるかもしれない飲み会はケチらないほうが得になるかもしれない。
賞味期限切れ間近の割引食品を大量まとめ買いする
スーパーの見切り品コーナーにある賞味期限切れ間近の商品に飛びつくと、食べ切れずに捨てることになって無駄だ。「安いから」で判断せず「必要か」を考えよう。
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「節約のつもりが実は勘違い」一人暮らしにありがちなNG4選
文/編集・dメニューマネー編集部
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