冷戦の名残はアートスポットに変身
かつてはこの都市の西側に壁があり、政治や経済が東西に分かれていた時代がありました。美術館やオーケストラが多く、国際的にも評価の高い文化都市「伯林」とは、ドイツのどこの都市でしょうか?
正解はベルリンです。
過去にはブランデンブルク辺境伯領、プロイセン王国、ドイツ帝国の首都でもあった伝統ある都市で、現在もドイツ連邦共和国の首都です。
ベルリンといえば、東西を分断する『ベルリンの壁』で有名です。1989年に壁は崩壊、1990年には法律の上でも東西が統一されました。残った壁はイーストサイドギャラリーと呼ばれるアートスポットとなり、観光地のひとつとして活用されています。
また、世界三大オーケストラの筆頭に挙げられる名門楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地にもなっており、専用のコンサートホール「ベルリン・フィルハーモニー」があることでも有名です。
ベルリンはオーケストラの活動が盛んなだけでなく、オペラハウスや美術館をはじめとした文化施設も多いそうです。美術館は400以上、博物館は150近くあるとか。フィルムアカデミーも複数存在、「ベルリン国際映画祭」が行われるなど欧州の映画産業の中心的な役割を持つ都市でもあります。
音楽、絵画、映画など文化面で国際的な評価が非常に高い都市です。
ベルリンに本社を置く企業としては、ドイツ鉄道やシーメンスなどがあります。西ドイツ時代はボンが首都だったことから、ドイツテレコムやドイツポストなどはボンに本社があるそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月27日公開記事)
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