何の略?「IPO」──【経済・金融の略語】

2021/09/25 10:50

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株式投資家が常に注目している「IPO」。「株価が数倍になった!」という声も聞こえる反面、「期待通りの値上がりをしなかった」というケースもあるようです。「IPO」とは、一体何の略でしょうか。 新規株式公開株の略称 「IPO」とは、“Initial Public Offering”の略で、日本語では「新規株式公開」のこと。

株式投資家が常に注目している「IPO」。「株価が数倍になった!」という声も聞こえる反面、「期待通りの値上がりをしなかった」というケースもあるようです。「IPO」とは、一体何の略でしょうか。

新規株式公開株の略称

IPO」とは、“Initial Public Offering”の略で、日本語では「新規株式公開」のこと。新たに上場する株式のことを指す場合もあります。

IPOとは、簡単に言えば、株を証券取引所に上場・公開し、証券口座を持っていれば誰でも取引ができるようにすることです。上場株式をIPO株と言います。

ちなみに、2020年は東京証券取引所に93社が新規上場しました。新規上場する会社はこのところ毎年100社前後と言われています。

IPO株は利益が出やすいこともあり、個人投資家にとても人気があります。2020年のIPOでは、上場初値が公開価格の平均2.3倍に。中には5倍超となる銘柄も複数ありました。

IPO投資のメリット・デメリット

IPO投資は、上場前の株を購入し、初日などに売却することで利益を得る投資方法です。人気企業の株は値上がりすることが多いため、抽選での購入になることがほとんどです。

一番のメリットは初値が公開価格以上になることが多く、利益を得やすいこと。今まで株式投資をしたことのない投資家でも、簡単に参加することができることも利点のひとつです。

一方、初値が公開価格を下回り、公開価格割れとなる銘柄もありますので注意が必要です。また過去の情報がないわけですから、株価の動きを予想しづらいことも難点です。

気になった方は、IPOを扱う証券会社でまずは口座を開設してみましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年7月16日公開記事)

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