「お金を貯めたいのになぜか貯まらない」──そう悩んでいるに人は多いのではないでしょうか。「大きな買い物をしていないはず」「いつの間にか給料日前にはお金がなくなっている」「お酒を飲みに行かなくなったのに」状況はそれぞれでしょうが、おそらくお金がなかなか貯まらない人には共通点があります。
共通点1 何気なく使っている
お金が貯まらない人は、たいてい何気なくお金を使っています。例えば、会社で喉が乾いた時にウォーターサーバーで水を飲むのではなく、自動販売機で飲み物をその都度買うとか、小腹が空いたのでコンビニでおやつを買うといったように。
それ以外にも毎回エコバッグを用意せず、レジ袋を購入していることも含まれるのではないでしょうか。
このように何気なく使ってしまうお金のことを「ラテマネー」と言いますが、これを意識するだけで残る額は増えるでしょう。また、お金が貯まる人は、そもそも「水筒を持っている」ことも多いのではないでしょうか。
共通点2 付き合いが良すぎる
お金が貯まらない人は、友人から食事や飲み、イベントへのお誘いがあると、お金の余裕がなくても参加していることが多いようです。最近では、オンライン飲み会をするからといって、デリバリーでちょっとぜいたくをしたという人もいるのではないでしょうか。
別に、すべてのお誘いを断るべきということではありません。お金が貯まる人はケチなのではなく、参加したい、参加したほうがいい誘いかどうかの見極めをしっかりやっている人です。
共通点3 毎月の収支を把握していない
公共料金や家賃、携帯代、食費など、様々な収支を把握していないのではないでしょうか。特に固定費については、しっかりと意識しておきたいものです。
お金が貯まる人は、おおまかでも毎月の収支を把握しています。
共通点4 貯める仕組みをつくっていない
投資や運用とまではいかずとも、定期・積み立てで貯めることはできるはずです。そもそも「お給料で入ってきた額から使った額を引いた残りを貯める」のではありません。
お金が貯まっている人は、「毎月いくら貯金する「給料からこれだけは別にして残す」「ボーナスはすべて投資に回す」といったように、貯まる仕組みをつくっています。
共通点5 何にお金を使うかー使わないかの判断基準が不明確
お金の使い方で大切なのは、「何に使うか」、そして「何に使わないか」を明確にすることです。
たとえば安売り、セールだった時に、「50%なんて買わなきゃ損だ」と思って買ったものの、後になって「これ欲しかったんだっけ?」と後悔したことはないでしょうか。
お金が貯まる人の中には、「買う理由が値段(が安いから)なら買わない」と決めている人も多数います。
自分にとってお金を使う(使わない)基準をはっきりさせておけば、悩むことも後悔することもなくなるのではないでしょうか。
キャッシュレス時代だからこそ……
最近は買い物、支払いの際にキャッシュレス払いを選ぶ人も増えたのではないでしょうか。現金を持つことが少なくなり、「お金が減る」ことが見えづらい中で、「お金をたくさん使った」と意識しないのに残っていない、という状況が起きるわけです。
まずはお金が貯まらない人には共通した特徴があることを意識して、自分が当てはまっていないか確認してみましょう。その上で行動・習慣を変えれば、お金が貯まる人になれる(近づける)はずです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月16日公開記事)
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