もし貯金がうまくいっていないのなら、その原因は普段から口にしている言葉が原因かもしれない。どんな言葉がお金を遠ざけてしまうのだろうか?もし、それが自分の口癖になっていたのなら、今すぐ意識して直したほうがよい。
「お金が貯まらない」人がよく言う口グセ
浪費につながりやすい言葉をつい口にしていると、知らず知らずのうちにお金が逃げていき、いつまでも貯蓄ができない。次の言葉が口グセになっている人は、口にしないよう気をつけ、貯蓄に向けて一歩を踏み出そう。
せっかくだから
もったいない精神からくる「せっかくだから」は、実は浪費につながりやすい危険な口グセだ。
「せっかく来たのだから何か買わないともったいない」と感じ、買い物や旅行などでお金を使い過ぎてしまうことがある。
人間は労力をかけると、それに見合う満足感がほしくなる。しかし「せっかくだから」と本来ほしくないものを買っても、思っていたより満足感は得られない。結局、労力をかけた上にお金まで失ってしまうことになる。
「せっかくだから」が口グセの人は、買う前に本当にほしいか自分に問いかけ、もったいない精神からかえってお金を失ってしまうのを防ぎたい。
人間いつ死ぬか分からない
「人間いつ死ぬか分からない」「先のことは分からない」という言葉は、今が楽しければそれでいいという価値観につながり、つい自分に浪費を許しがちになる。
生死や未来が分からないのはその通りなので、口にしていると説得力があるように思え、目先の欲求のおもむくままにお金を使うことになりかねない。
しかし、生死や未来が分からないこそ、将来に備えておくという考え方にシフトすることが大切だ。
たとえば、自分や家族が病気になったりケガをしたりして、働けなくなることもあり得る。そんなとき困らないよう、元気なときこそ貯蓄しておく必要がある。
「貯金1000万円以上」ある人が言わない口癖
貯金できる人とできない人の違いは、口癖にも表れる。貯金1,000万円以上の人が言わない口癖を知り、うっかり自分が口にしていないか確認しよう。
「もうすぐボーナスが入るから……」
「この前お金を使い過ぎたけど、もうすぐボーナスが入るから」「いざとなれば、親に頼めば少しは援助してくれるはず」など、ボーナスや親からの援助を無意識にあてにしている人は、なかなか貯金ができない。
特に、ボーナスは給与と違って業績次第で減らされたり支給されなかったりすることもあるため、当てにするのは危ない。
貯金1,000万円以上の人の中には、ボーナスはないものと考えて、すべて貯金に回す人もいる。
「今は手元にないお金」をあてにするのをやめ、毎月の収入の中でやりくりする習慣をつけよう。
「●●さんはいいな」
他人をうらやむ気持ちが強いと、服装や旅行、生活スタイルなどにおいて物欲がかき立てられ、散財につながる。
他人をうらやむ気持ちは誰にでもあるが、さまざまな場面で「●●さんはいいな」とつい口にしてしまう人は、気をつけよう。
貯金1,000万円以上の人には自分の軸があり、自分にとって必要か、自分が好きかという基準でお金を使う。そうすることで自然と支出がセーブされ、貯金もますます増えるという良いサイクルが生まれるのだ。
「人に勝ちたい」「人から褒められたい」という気持ちでお金を使っていないか振り返り、本当に自分が好きなものは何なのか、心に問いかけてみるとよいかもしれない。
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「貯金1000万円以上」ある人が言わない口癖 お金持ちはボーナスを当てにしない?
文/編集・dメニューマネー編集部
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