英語で言える?「役員報酬」【金融英語クイズ】

2021/09/25 13:40

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取締役、監査役などの役員に支払われる報酬を「役員報酬」と言います。 役員は社員と兼務をしない限り、「従業員」に含まれません。役員は使用者=「会社」であり、労働者=「従業員」という考え方によるものですが、「役員報酬」は英語でどのように表現すると良いのでしょうか。 正解は、“director’s compensation”

取締役、監査役などの役員に支払われる報酬を「役員報酬」と言います。

役員は社員と兼務をしない限り、「従業員」に含まれません。役員は使用者=「会社」であり、労働者=「従業員」という考え方によるものですが、「役員報酬」は英語でどのように表現すると良いのでしょうか。

正解は、“director’s compensation”です。

“director’s remuneration”という場合もあります。“compensation”と“remuneration”はどちらも「報酬」という意味で、両方覚えておくと良いでしょう。

そのほかにも、経営・管理などを実行する人を指す“executive”を使い、“executive compensation”や“executive remuneration”とも表すこともあります。

役員報酬と社員の給与との違いとは

役員報酬は一般従業員の給与とは違い、原則として毎月「定期同額給与」で支払われます。毎月一定の金額を支払う決まりがある一方で、役員には従業員に対して支払われるような賞与(ボーナス)はなく、従業員と兼務でない役員は、雇用保険の被保険者にはなれません。

役員報酬は“compensation”や“remuneration”と表現しますが、従業員の給与は“salary”や“paid”と表すのが一般的です。

従業員は労働の対価として給料をもらいますが、役員報酬は「職務執行の対価」として会社から受け取る財産上の利益です。従業員の給与とは、同じようでも少し違うため、英語で表現する際も注意しましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年7月20日公開記事)

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