日本の内閣総理大臣がどのくらいのボーナスをもらっているかご存知じすか。2021年夏は398万円が支給されたそうです。このボーナス額、国務大臣や他国の首脳陣と比べて多いのでしょうか。それとも少ないのでしょうか。
内閣総理大臣の年収はどのくらい?
2021年夏の内閣総理大臣のボーナスは398万円、この額は一部自主返納した後の金額で本来は569万円です。
内閣総理大臣のボーナスを含めた年収は法律により決められています。俸給月額は201万円。地域手当(月額)は40万2,000円になります。
年間給与額は約4,032万円(俸給月額、地域手当、期末手当などが含まれる)。総理大臣の給与は経済状況等に応じて自主返納されることが多いのも特徴で、菅首相は月給・期末手当を30%返納しているようです。
国務大臣などの年収はどうなっている?
内閣総理大臣以外の閣僚の年収はどのくらいなのでしょうか。
・ 国務大臣……約2,941万円
・副大臣……約2,821万円
・大臣政務官……約2,405万円
・大臣補佐官(常勤)……約2,357万円
内閣総理大臣と比べるとグッと低くなっています。なお、閣僚の給与も自主返納されています。国務大臣は20%返納しているそうです。
他国の首相・大統領はいくらもらっている?
他国の首脳の年収についても見てみましょう。
・米国(大統領)……約4,049万円
・ドイツ(首相)……約3,660万円
・英国(首相)……約2,053万円
・韓国(大統領)……約1,963万円
・イタリア(大統領)……954万円
(※2020年の概算)
日本とほぼ変わらない国もあれば、意外に少ない国もあるようです。ちなみに、日本の給与所得者の平均給与は約436万円(令和元年分「民間給与実態統計調査」)。
首相の給与は高いと感じるでしょうか。低いと感じるでしょうか。
文・田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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