会社の1年間の総売り上げを年商と言います。年商には人件費などの経費が含まれておらず、年商だけで企業を判断することはできません。英語ではどのように表現すると良いのでしょうか。
正解は、“annual sales”、もしくは“annual turnover”、“yearly turnover”です。
たとえば、「年商は1億円ほどです」という場合には、“The annual sales is about one hundred million yen.”と表現します。
“annual”は「毎年の」「年1回の」という意味で、“sales”には「売り上げ」という意味があります。
そのほかにも利益や年収など、似たようなニュアンスで使われる言葉は数多くあります。例えば、年収は“annual income”、収益は“revenues”、利益は“profit”、収入(所得)は“income”という単語で表します。どの単語も会社の売り上げや利益などを説明する際に欠かせない重要な単語ですので、覚えておきましょう。
「年商」と「売上高」の違いとは
年商と同じような意味で使われる言葉に「売上高」があります。どのような違いがあるのでしょうか。
・年商
企業の1年間の売上総額を指したもので、「この事業は年商100億円」など、営業活動や商材の規模をあらわす際に使います。ただし、ここから経費や社員への給与、税金などを差し引くため、純利益とは異なります。
・売上高
1日・1カ月・1年など、企業が定めた一定期間における売上の総額を示すものです。「今月の営業目標は売上高10億円」などという際に使います。
どちらも売り上げのことを意味しますが、違いはカウントする期間にあります。ただ、どちらも純利益を表すものではなく、あくまで1年間や決まった期間の売り上げを示すものです。売上高や年商がどれだけ高かったとしても、その裏にある純利益を見る必要があります。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月22日公開記事)
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