出産後に、育児のために取得する「育児休暇」ですが、最近は母親だけでなく父親も育児休暇を取得する動きが、少しずつ高まってきました。英語では、「育児休暇」をどのように表現すると良いのでしょうか。
正解は、“parental leave”です。
たとえば、「彼女は育児休暇中です」と言う場合には、“She is on parental leave.”という表現を使います。
“parental”とは、「親」や「親としての」という意味で、“leave”は「休暇」という意味があります。
母親が育児休暇を取得する際には“maternity leave”、父親が育児休暇を取得する場合は“paternity leave”と使い分けます。ただし、“parental leave”は父親・母親どちらでも使うことができるので、覚えておきましょう。
ちなみに、育児休暇に関する公的な文書などでは、男女を区別しない“parental leave”が使われるケースが多いようです。
他にも、“childcare leave”と表す場合もあります。国によっては育児休暇ではなく、病気の子どもを世話するために仕事を休む際に、“childcare leave”を使うケースもありますので、違いを理解しておくと良いでしょう。
育児休暇を取得する条件とは
育児休暇は、次の3つの条件を満たすと子どもが1歳になるまでの間、男女問わず、育児のために休暇を取得できます。
・同じ事業主に引き続き1年以上雇用されている
・子どもが1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
・子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約期間が満了しており、かつ契約が更新されないことが明らかではない
一方で、雇用期間が1年未満の場合や、今後1年以内に雇用関係が終了する、週の所定労働日数が2日以下の雇用や、日雇いの方は育児休暇を取得できません。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月24日公開記事)
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