日本では1989年に初めて導入された「消費税」。3%からスタートした税率は、1997年には5%に、2014年からは8%、2019年には10%に引き上げられました。「消費税」のことを英語ではどのように表現すると良いのでしょうか。
正解は、“consumption tax”です。
“consumption”は「消費」という意味で、「税金」という意味の“tax”を組み合わせて“consumption tax”と表現します。「消費する」は“consume”、「消費者」は“consumer”と考えると、覚えやすいのではないでしょうか。
たとえば、「こちらの商品には消費税がかかります」と伝えたい場合は、“There is consumption tax on this item.”や、“This product is subject to consumption tax.”と表現します。
ちなみに、レストランのメニューなどに表記される“tax”は、正確には消費税ではなく「税金」「課税」という意味です。
海外で課せられる付加価値税「VAT」とは?
国によって税金の仕組みはさまざまで、日本にはない税金もあります。例えば、「付加価値税」はアジアやヨーロッパ、南アメリカなどの国々で、商品購入時やサービス利用時に課せられる間接税です。
英語では付加価値税を“value added tax”と言い、その頭文字をとって“VAT”と表します。
特に、EUではすべての加盟国にVATの導入を義務付けています。ただし、EU加盟国以外の事業者や旅行者は、負担した税額が還付される「VAT還付制度」を利用できます。
例えば、日本からの旅行者は購入額が一定の基準額を超えればVATが還付されます。ヨーロッパの場合、商品を購入した店でパスポートを提示し、免税手続き書類をもらい、EU圏内の最終出国空港で払い戻し手続きを行うことができます。
旅行先が付加価値税を導入している場合には、制度について知っておくと良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月25日公開記事)
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