上司や同僚から「ASAP」と書き添えられたメッセージを受け取ったことはありませんか。メールでも口頭でも、ビジネスシーンでよく使われる「ASAP」とは、いったい何の略でしょうか?
「できるだけ早く」という意味、大文字・小文字で使い分けも可能
「ASAP」とは、“as soon as possible”の略で、「できるだけ早く」「至急」という意味です。
たとえば、「至急、折り返しお電話ください」と言う場合には、“Please call me back ASAP.”と言います。
読み方は「アサップ」や「エイサップ」のほか、アルファベットをそのまま「エーエスエーピー」と言うケースもあります。
メールなどの文章で使われるほか、口頭でも「この資料、アサップで頼む」など、ビジネスシーンではよく使われる略語ですので、覚えておきましょう。
また、小文字の“asap”と大文字の“ASAP”を使い分けることで、急ぎのレベルが異なるのも特徴です。大文字で表現すれば「大至急」であることを相手にアピールできます。
「ASAP」は相手を急かす意味があり、使う相手やシーンによっては失礼な印象を与えてしまう可能性もあります。上司や先輩など目上の人、取引先やお客様に対しては避けたほうが良いでしょう。
「ASAP」を使わずに、至急の返信を求めるなら……
納期が迫っているときや、すぐに上司や取引先からの返事がほしいときなどに、「ASAP」を使わずに表現できる言い回しもあります。
例えば 「お忙しいところ申し訳ありませんが、お早めにご返信いただけると幸いです」を英語にすると……
“Though I know how busy you must be, it would be appreciated if you could reply to me at your earliest convenience.”
このように、「ASAP」を使わず、丁寧な表現で相手からの返信を催促する言い回しも知っておくと良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月24日公開記事)
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