使っていないクレジットカードの年会費が引き落とされたことなどで、解約を考えている人もいるだろうが、解約のタイミングを誤ると損をすることがある。クレカを解約するとき、どんなことに注意すればいいのだろうか。とはいえ、クレジットカードはメインのカード以外にも2、3枚持っていたほうがよいと言われている。それはなぜか?
「クレカ」は作ってすぐ解約しちゃダメ 解約する時期はいつがいい?
クレジットカードを何枚も持っていると管理が難しくなるため、あまり使っていないカードは解約すべきだが、解約を避けるべきタイミングがある。解約のタイミングを間違えると損するだけでなく、新たにクレジットカードを作ろうとしたときに審査に通りにくくなるかもしれない。
年会費を支払った直後に解約する
年会費を支払ってすぐに解約すると、損することになるので避けたほうがよい。
1度支払った年会費は、解約しても返金されることはない。その上、解約してしまえば旅行保険や空港ラウンジを使えなくなり、加盟店での優待割引なども受けられなくなる。
クレジットカードを解約するなら、年会費が請求される少し前のタイミングで手続きしたほうが、会員特典を上手く使えるだろう。
ただし、年会費の請求がまだ先だからと油断してしまい、気づかないうちに引き落とされていたということのないよう、解約のスケジュールはしっかり管理してほしい。
クレジットカードを解約して枚数を減らすと、年会費の負担が軽くなる、万が一不正利用されたときにすぐに気づきやすくなる、といったメリットがあるが、解約するならこの2つのタイミングは避けよう。
クレジットカードは1枚じゃダメ?サブカードが必要な理由
キャッシュレス決済で一番利用されているクレジットカードだが、カードを持っている人の4割は1枚しかカードを持っていないという。「1枚あれば十分」と思うかもしれないが、1枚だけだと意外と困ることがある。クレカを複数持っておいたほうがいい理由には、次のようなものがある。
カードサービスそのものが中止されることがある
1枚だけ持っているカードのサービスが終わってしまうと困ってしまう。
前もってカード会社から通知はあるが、それでも数ヵ月後にはそのカードは使えなくなる。
カード会社の事情で、有効期限が残っているにもかかわらず、カードが使えなくなった事例もある。
2枚目、3枚目のカードの選び方
カードを複数枚持つ時の注意点はいくつかあるが、第一は異なる国際ブランドを選ぶことだ。
たとえばメインカードとしてビザを持っているならサブにマスターカード、JCBを持っているならサブカードをビザという考え方だ。
また、支払日(銀行口座から引き落とされるタイミング)もよく考えたい。カードで使ったお金が引き落とされる日を、カードで分けるのか同じにするのかということだ。
同じ日に引き落とされればお金の管理が楽だが、引き落とされる額は大きくなる。
引き落とし日をカードで分けておけば、買い物の際に引き落とし日を考えながらカードを選べる。
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クレジットカードは1枚じゃダメ?サブカードが必要な3つの理由
文/編集・dメニューマネー編集部
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