キャッシュレス決済で一番利用されているクレジットカードですが、カードを持っている人の4割は1枚しかカードを持っていません。「1枚あれば十分」と思うかもしれませんが、1枚だけだと意外と困ることがあります。クレカを複数持っておいたほうがいい理由は3つあります。
理由1 カードサービスそのものが中止されることがある
1枚だけ持っているカードのサービスが終わってしまうと困ります。前もってカード会社から通知がありますが、それでも数ヵ月後にはそのカードは使えなくなります。
カード会社の事情で、有効期限が残っているにもかかわらず、カードが使えなくなった事例もあります。
理由2 使っているサービスで使えなくなることがある
いつも使っている店やオンラインストアが、特定の国際ブランドのクレジットカードだけ、取扱い終了となることもありえます。国際ブランドとは、VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、JCBなどのことで、最近ではDMMがマスターカードの取り扱いをやめました。
理由3 磁気不良や紛失で使えないリスクがある
店頭でカード決済をする場合、磁気不良で読めないと決済できませんし、カード会社に連絡をしてカードの再発行されるまで使えません。うっかりクレジットカードをなくした場合も、カード1枚だと困ってしまいます
圧力や湿気などが原因で、磁気ストライプ(カード裏面の黒いストライプ)やICチップが正しく認識されなくなる場合があります。
2枚目、3枚目のカードの選び方
カードを複数枚持つ時の注意点はいくつかありますが、第一は異なる国際ブランドを選ぶことです。
たとえばメインカードとしてビザを持っているならサブにマスターカード、JCBを持っているならサブカードをビザという考え方です。
また、支払日(銀行口座から引き落とされるタイミング)もよく考えましょう。カードで使ったお金が引き落とされる日を、カードで分けるのか同じにするのか、です。
同じ日に引き落とされればお金の管理が楽ですが、引き落とされる額は大きくなります。
引き落とし日をカードで分けておけば、買い物の際に引き落とし日を考えながらカードを選べます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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