お金のことが原因で離婚する夫婦もいるが、家計を管理するとき、これだけはやってはいけないということがある。また、金銭的な問題で夫婦ゲンカになる場合もあるが、相手に言ってはいけない言葉も存在する。夫婦円満な関係を築くためには、どのようなことをやってはいけないのだろうか?
「夫婦ゲンカ」で言ってはいけない言葉
長くつれそう夫婦であれば、時にはケンカをすることもあるだろうが、どんなに怒っていても、言ってはいけない言葉がある。夫婦関係を円満に保つために、しっかりチェックしておきたい。
「結婚するんじゃなかった」──離婚をほのめかす
「結婚するんじゃなかった」「実家に帰る」「もう離婚だ!」など、離婚に関する言葉は禁句だ。
けんかがヒートアップすると「どうしてこの人と結婚してしまったんだろう」と考えてしまうかもしれないが、本当に離婚を考えているとき以外は言わないほうがよい。
相手を傷つけるだけでなく、それまでの楽しい思い出までも否定し、夫婦関係に修復不可能な亀裂が入るおそれがある。
「稼ぎが少ないくせに」――収入でマウントを取る
「稼ぎが少ないくせに」「俺(私)が稼いでいるのに!」「誰のおかげで暮らせていると思っているんだ」など、収入を持ち出してマウントを取ろうとすると、相手のプライドを深く傷つけてしまう。
また、出世にまつわる言葉も持ち出さないほうがよいだろう。
夫婦の仲が悪くなる家計のNG行為
家計が苦しくなるほど夫婦関係が悪化し、離婚に至る夫婦が多い。夫婦仲が悪くなる家計のNG行為には次のようなものがある。
家計の現状を夫婦で共有していない
家計の現状を夫婦で共有していないと夫婦仲が悪くなる。特に危険なのが、夫婦の一方が家計の全権を握り、もう片方は何も知らないケースだ。
たとえば、家計を握る方が浪費家の場合は貯蓄がないケースや多額の借金があるケースが目立つ。
配偶者がそれを知って驚き、夫婦仲が悪化して離婚に至るケースも少なくない。
逆に家計を握る方がケチな場合、生活費など配偶者が使うお金を制限する経済的DVが目立つ。
その結果配偶者が逃げ出す、あるいは生活費に困って借金に手を出すなどして離婚に至るケースも後を絶たない。
そのような事態を回避するためにも、夫婦が家計の情報を共有するのは鉄則だ。
子どもや孫にお金をかけすぎる
子どもや孫にお金をかけすぎる夫婦は、老後資金不足で夫婦仲が悪くなるおそれがある。
子どもや孫かわいさでついお金を出すことはよくある話だ。しかし、それが度を過ぎれば老後資金が大きく減って生活が苦しくなり、夫婦関係悪化の引き金となってしまう。
また、過度な資金援助は子どもや孫の自立を妨げる要因にもなりかねない。その典型例が親子共倒れとなる「8050問題」だ。
自分たちの老後生活を守るためにも、子どもや孫の自立を促す意味でも、子どもや孫に必要以上にお金をかけるのはNGといえよう。
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最悪離婚の危機も?…夫婦の仲が悪くなる家計の絶対NG行為4選
文/編集・dメニューマネー編集部
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