入浴や洗濯、歯磨きなど、私たちは毎日大量に水道を使います。そこで気になるのが水道代。「水道代が高いな」と感じるなら、日々何気なくやっている行為が原因かもしれません。
NG行為1 シャワーを流しっぱなしにする
シャワーは意外と水量を使うので、水道代が馬鹿になりません。シャワーを1分間使うと約12リットルのお湯が流れます。家族4人が4分ずつシャワーを使うと、浴槽1杯分とほぼ同じになるのです。
経済産業省によると、シャワー時間を1分間短縮すれば年間で約1,140円分の節水効果があるとのことです。節水型シャワーヘッドに取り替えるのもいいかもしれません。
NG行為2 トイレの水はいつも「大」で流す
トイレの大小洗浄をきちんと使い分けると、節水になります。TOTO <5332> は、トイレの大小洗浄を使い分けると、4人家族の場合1回あたり最大2リットル、1ヶ月で約720リットルの節水になるとしています。年間にすると8,640リットルの節水となり、約2,264円の節約ができる計算になります。
NG行為3 食器をため洗いせずにその都度洗う
食器は水道水を流しながら洗いがちですが、ため洗いに変えると節水ができます。TOTOによると食器をため洗いした場合、1回あたり約90リットル、1ヵ月で約5,400リットルの節水になるということです。年間で約6万4,800リットルの節水、約1万6,848円の節約が期待できますよ。
NG行為4 お風呂の残り湯を再利用せずに流す
浴槽にためた約200リットルもの水をすぐに流してしまうのはもったいないです。TOTOのデータをもとに計算すると、お風呂の残り湯を洗濯などに再利用した場合、年間で3万2,400リットル節水でき約8,424円の節約になると考えられます。洗濯以外にも掃除や打ち水など、お風呂の残り湯の使い道はたくさんあります。
NG行為5 歯磨きのときコップを使わずに口をすすぐ
歯磨きの際に口をすすぐとき、コップを使っていますか?実は、コップを使って口をすすげば節水になるのです。歯磨きのときコップで口をすすぐと、1回あたり約5.4リットル、1ヵ月で約1,296リットルの節水になるそうです。これを1年間続けると、年間で約4,044円の節約ができる計算となります。
少しの心がけで節水が可能 日頃の行いを改めて節約しよう
シャワーをこまめに止めたりトイレの大小洗浄を使い分けたりするなど、日頃のちょっとした心がけで節水できます。今できる節約方法から少しずつ生活に取り入れ、水道代を節約しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
お知らせ:水道量の計算ミスがありましたので訂正しました。
(2021年7月26日公開記事)
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