住宅ローンの低金利化が進んでいるため、マイホームを買うことを考えている人もいるかもしれないが、なかなか審査に通らない場合もある。その一つとして、自営業など収入が不安定ということが挙げられるが、ほかにはどんな理由で審査に落ちてしまうのだろうか。また、住宅ローンが組めたとしても、ローンが払えず破たんする人もいる。住宅ローン破たんに陥る人の特徴もあわせて知っておき、慎重に家を買いたい。
住宅ローン審査に落ちる人の共通点
「住宅ローンの審査に落ちたらどうしよう」と不安な人もいるだろう。審査基準は金融機関ごとに異なるが、審査時に見られる項目は共通しているものが多い。どのような理由で落とされるのだろうか?
完済時の年齢が80歳以上
ローンを借り入れるときの年齢制限は「65歳未満」や「70歳未満」など、金融機関によって差がある。
一方、返済が終わるときの年齢制限については、「80歳未満」に設定している金融機関が多い。
特に50代以降にローンを組む人は、完済時の年齢制限に引っかからないように注意しよう。
収入が安定していない
不安定な働き方と見なされると、審査に落ちる可能性がある。例えば派遣社員や個人事業主、経営者は、会社員(正社員)や公務員に比べて不利だ。
転職などによって、勤続年数が短い場合も要注意だ。金融機関は収入の安定性を評価するため、2〜3年以上の勤続年数を条件としているケースが多い。
住宅ローン破たんする人の共通点
住宅ローン破たんする人には共通点があり、たとえば、収支を管理していないなどが挙げられる。ほかにはどんな共通点があるのだろうか?
収支管理をしていない
年収が多い家庭の場合、収支管理があまり徹底されていないことがある。特に危険なのが「何に使ったか分からないけど、お金がない」というケースだ。
たとえば、コンビニでの買い物やフードコート・ファーストフードの食事は、一回あたりで考えると少額だが、塵も積もれば月々数万円以上になってしまうこともある。
住宅ローンの借り入れを開始する年齢が高かった
35年の住宅ローンを利用する家庭も多いが、借り入れを開始する年齢が高いと完済年齢が定年退職後になる。
定年退職後に再就職や投資の配当などで収入を得る目途がない場合、それまでの貯金や退職金で繰り上げ返済する必要がある。
「貯金を計画的に貯められなかった」「思うような退職金を得られなかった」というケースは危険だ。
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元銀行員は見た!年収1000万円なのに住宅ローン破たんする人の共通点4つ
文/編集・dメニューマネー編集部
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