グローバル企業や大企業で出世したい、エグゼクティブになりたい人にとって、身に着けておくと重要なステータスとなるのが「MBA」です。国際的な認知度も高く、ビジネスの世界で活躍したい人にとって重要な「MBA」ですが、いったい何の略なのでしょうか。
資格ではなく、プログラム修了の証明である「学位」
「MBA」とは、“Master of Business Administration”の略で、「経営学修士」という意味です。「MBA」はビジネスに関する資格と思われることがあります。しかし、実際は資格ではなく学校に通って「MBAプログラム」を修了した人に与えられる学位です。
経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位で、企業経営について知識を身に着けるだけでなく、現場に対応できるよう実務的な授業が行われるのが特徴です。
具体的には経営戦略やマーケティングなど基本的な内容から、新たな技術として重視されているIoT、AIなどさまざまな内容のカリキュラムが取り入れられています。
日本にもビジネススクールは存在する
MBAプログラムを学べる大学院は「ビジネススクール」と呼ばれていますが、ビジネススクールでは「MBA」だけでなく、より経営者に近しいカリキュラムを受ける「EMBA」や、経営学博士課程を指す「DBA」などもあります。
また、世界で初めてのビジネススクールが登場したのは1881年、アメリカ・ペンシルベニア大学のウォートン・スクールと言われています。
日本にも多くのビジネススクールがあり、スクールへ通学するほか、オンラインで受講などさまざまな学び方があるため、実践的な経営学を学びたい方はぜひチェックしてみると良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月2日公開記事)
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