アニメ化もされ大きな話題を呼んでいる漫画「呪術廻戦」(じゅじゅつかいせん)の連載が、1ヵ月ほどの休載に入ることが発表されました。そして年末には劇場版も公開されるそうです。「鬼滅の刃」の次はこれだ、とまでいわれる本作のの比較などから探ってみましょう。
休載もさらなるブームの兆し、売り上げは既に200億円以上
休載の理由は作者の芥見下々(あくたみ・げげ)さんの体調不良とのことで、ファンにとっては何とも心配な状況ですが、一方で人気は衰え知らずです。
単行本の売り上げは加速度的に伸びており、今冬の映画公開も決定、大リーグ・エンゼルス大谷翔平選手の登場曲にアニメED(エンディング)曲が使用されるなど、国内はもちろん、海外にまで波及しそうな勢いです。
単行本は2021年6月時点で16巻まで出ており、発行部数はすでに4500万部を超えています。売り上げに換算すると、なんと200億円にものぼると見られます。
映画公開やアニメの新シーズンを控えていることを考えれば、この数字はまだまだ伸びていきそうです。
「鬼滅の刃」を超えた?
ここで気になるのがとかく比較対象にされる「鬼滅の刃」を超えるのか、という点です。
「鬼滅の刃」劇場版の興行収入は日本歴代1位の500億円を突破し、一連の経済効果は数千億円にもなったといいます。
しかし、実は「呪術廻戦」が上回っている点もあります。たとえば、アニメのテレビ視聴率。ほぼ全体で「呪術廻戦」が約2倍の数字を記録したのです。
単行本発行部数については、累計では「鬼滅の刃」が1億5000万部以上と上回っているようですが、「呪術廻戦」はアニメ化以降のここ半年で、約1000万部から4000万部以上まで伸びており、鬼滅の数字に近く可能性はありそうです。
劇場版も今年12月公開へ
既に劇場版の公開も発表されています。『劇場版 呪術廻戦 0』が2021年12月24日に東宝の配給により公開される予定です。鬼滅も映画が公開されて、単行本など関連商品がさらに売れたので、本作にもそうした期待が寄せられます。
単純に比較はできませんが、「呪術廻戦」が今後「鬼滅超え」の大きな社会現象を巻き起こすかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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