意外にもビリオネアは1人だけ 面積は小豆島とほぼ同じ。世界で6番目に小さい国ですが、金融業が盛んで、国民の生活は世界でも有数の豊かさを誇っています。元首の家名が国名になっている「列支敦士登」とはどこの国でしょうか? 正解はリヒテンシュタインです。正式名はリヒテンシュタイン公国。かつて神聖ローマ皇帝に仕えたリヒテンシュ
意外にもビリオネアは1人だけ
面積は小豆島とほぼ同じ。世界で6番目に小さい国ですが、金融業が盛んで、国民の生活は世界でも有数の豊かさを誇っています。元首の家名が国名になっている「列支敦士登」とはどこの国でしょうか?
正解はリヒテンシュタインです。正式名はリヒテンシュタイン公国。かつて神聖ローマ皇帝に仕えたリヒテンシュタイン侯爵家が元首を務め、現在世界で唯一、家名が国名になっている国です。
世界屈指の豊かな国というイメージが強い同国ですが、意外にもビリオネアは1人だけ。リヒテンシュタイン出身の唯一のビリオネア、クリストフ・ツェラー氏の資産は、同国のおよそ半分に相当するというのですから驚きです。
ツェラー氏はリヒテンシュタインに本社を構える歯科材料総合メーカー、イボクラール・ビバデント社の元CEOで、現在は役員を務めています。
日本法人を持つグローバル企業も
リヒテンシュタイン侯爵家は代々領地経営から得た富を蓄え、皇帝にも貸し付けを行っていました。現在は、プライベートバンキングサービスに特化したリヒテンシュタイン銀行の運営を行なっています。
リヒテンシュタインの有名企業には他にも、自動インキュベーターと小型のプレート保管システムを世界で最初に開発したライコニックや、建設用工具の製造販売を行うヒルティなどがあります。いずれも日本法人をもっているグローバル企業です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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