驚き!20代で年収1,000万円、40代で1億も! ユニクロ店長・社員の給料はいくら?

2021/11/26 16:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/WJP_JQahTbGecNhEHvHxKA.jpg
「給料が安い」といわれるアパレル産業だが、その平均年収は482万円ほど。そうした中で、コロナ禍でも勢いの止まらないユニクロを傘下に持つファーストリテイリング <9983> の平均年収900万円だ。 たしかにすごい額だが、平均が高くても、年配の社員が引き揚げている可能性もある。若手社員はどれくらいもらっている

「給料が安い」といわれるアパレル産業だが、その平均年収は482万円ほど。そうした中で、コロナ禍でも勢いの止まらないユニクロを傘下に持つファーストリテイリング <9983> の平均年収900万円だ。

たしかにすごい額だが、平均が高くても、年配の社員が引き揚げている可能性もある。若手社員はどれくらいもらっているのか確かめてみよう。

20代で店長に昇格し年収1,000万円超えも

過去に公開されたユニクロの「年収テーブル」では、グレード・役職や目安年齢に応じた年収が一覧できる。

グレードは執行役員以上が「K」、つづいてスーパースター店長や店長、リーダーなどが「E」と「M」、スーパーバイザーやスター店長などが対象の「S」、一番下が店舗・本部社員の「J」となっている。

それぞれのクラスもいくつかに分かれており、最も高いのがK-4で、新卒で入社した時点では一番下のJ-1となる。全部で18段階に分かれているようだ。

グレード別の平均年収を表から抜粋してみよう。

グレード別平均年収(一部抜粋)

グレード 平均年収 年齢 役職
K-4 240,000,000 64 役員
M-4 14,050,580 33〜 スーパースター店長・リーダーなど
S-3 6,249,969 24〜 店長・店長代理など
J-1 3,946,669 22〜 店舗社員・本部社員

一番低いグレードで平均年収が400万円近くある。22歳の平均年収は約296万円だから(転職サイト・マイナビ調べ)、ファーストリテイリングは既に約100万円も高い。

30代前半になると、平均が400万円前半台であるのに対し、ファーストリテイリングでは1,000万円を超えるようだ。

上の抜粋では省略しているが、年収グレード表には、そのグレードの平均年収だけでなく、最低年収、最高年収も書かれている。最高年収はK-4ではなくK-3グレードで3億2000万となっている。

またKグレードの一番下であるK−1(執行役員以上)は40歳以上が対象で、その中には1億3000万円もらっている社員もいることが示されている。40代だろうが何歳だろうが、1億円以上の給与(役員報酬も含む)を出す会社はなかなかないのではないか。

最新の年収はどうなっている? 6年で平均年収が165万もアップ!

ただこちらの年収早見表が話題になったのは2014年とちょっと古い。

しかし、むしろその当時から比べると、今はもっと上がっているのではないだろうか。

そこで有価証券報告書を見てみると、年収早見表が話題になった2014年の報告書では、平均年間給与が735万9000円だった。

そして最新、2020年の有価証券報告書を見ると、平均給与は901万3000円となっている。わずか6年で165万円もあがっている。ちなみに柳井正会長の報酬は4億円だ。

公開されている同社の平均年収がこれだけ上がっている以上、各グレードの待遇も上がっている可能性はあると言えよう。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「6月から増税」になるのは年収何万円以上の人?
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)