働き方改革やコロナ禍の影響もあり、副業をする人が増えています。本業のお給与アップはなかなか難しいですが、だからこそ副業・兼業が注目されているのでしょう。50代ならではのキャリアやスキルを活かせる副業にはどのようなものがあるのでしょうか。
副業や兼業をしているのは約1割
副業や兼業をしている人は2017年の7.2%から2020年の9.7%にまで増えています(厚生労働省の調査による)。
コロナ禍の影響により、残業時間やボーナスが減ったことも影響しているのでしょうか。副収入を求め副業・兼業を始める人も増えているようです。
キャリアがある50代こそ副業で活躍できる
副業にもいくつか種類があります。雇用されるタイプと自営として働くタイプです。
雇用されるタイプの場合は確実に収入が得られるメリットがありますが、キャリアがある50代ならば自身のスキルを活かした自営タイプを考えたいところです。
例えば、キャリアを活かした転職カウンセリングや資格アドバイスなどをして活躍している50だいは少なくありません。
このようなサービスはSNSやスキルを販売するプラットフォームなどを利用して自分で集客することになりますが、単価設定は自由です。
例えば、大手優良企業へ転職するノウハウなどは若い世代からすると需要がある内容なので1時間1万円以上でスキルとして販売されているケースも多くあります。
副業が退職後の仕事・生きがいにつなげられる
「本業を持ちながら副業をするのは大変」と思うかもしれません。
たしかに仕事である以上、大変なこともあるでしょうが、むしろいい刺激になって本業にもプラスの作用が生まれます。キャリアやスキルを活かし、高単価かつ楽しめるものを選べば、効率的に稼げるでしょう。
50代からの副業は、本業の退職後の仕事や生きがいにもつながります。副業・兼業に関心があるなら、「もう50代だから……」とためらうことなく、自分のキャリアやスキルを活かした副業を探してみましょう。
文・勝目麻希(金融ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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