豊かな自然を背景に漁業、観光業が盛ん 300以上の島で構成されている国です。日本とは関係が深く、現地語には「デンキ」「オキャクサン」など、日本語混じりの現地語が今も使われています。日本と時差のない「帛琉」とはどこの国でしょうか? 正解はパラオです。 日本から南へ約3200kmのところに浮かぶ島国で、広さは屋久島と同じく
豊かな自然を背景に漁業、観光業が盛ん
300以上の島で構成されている国です。日本とは関係が深く、現地語には「デンキ」「オキャクサン」など、日本語混じりの現地語が今も使われています。日本と時差のない「帛琉」とはどこの国でしょうか?
正解はパラオです。
日本から南へ約3200kmのところに浮かぶ島国で、広さは屋久島と同じくらい。漁業が盛んで、マグロは主要な輸出品目です。水揚げされたマグロのほとんどは日本に輸入されているそうです。
漁業のほかにも、同国の経済を支えているのが観光業です。パラオの中心であるロックアイランドには、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが名誉オーナーの「イノキアイランド」と呼ばれる島があり、人気の観光地になっています。
パラオが旅行者に知られる前から、家族やプロレス関係者を連れて度々訪問していたことを知った地主が、パラオと日本の友好の証として無人島をプレゼントしたそうです。
日本語まじりのユニークなパラオ語
第一次世界大戦後しばらく日本の委任統治領だったパラオ。日本との関係は深く、今でも日本に好意的な国民はとても多いようです。また、統治領時代の名残は現地語からも感じることができます。「ダイジョーブ」「アリガトウ」「モンダイナイ」など、日本語由来のユニークなパラオ語が、今でも数百以上存在するとのこと。
戦時中は日本語教育が盛んに行われていたため、高齢者の中には日本語を話せる人もたくさんおり、中高年には演歌なども人気があるそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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