銀行員は職業柄いろいろな人の資産状況を耳にする機会がありますが、退職時に同じくらいの資産があっても、老後お金に困る人と困らない人がいるといいます。老後もお金に困らない人の行動の共通点を銀行員に学び、老後のためにするべきことを確かめておきましょう。
お金に困らない人の特徴1 予定を決めてお金を使う
老後もお金に困らない人は、今後の生活で必要なお金を計算して、どのようにお金を使うかを決めています。
自分があと何年生きるかというのはあまり考えたくないかもしれませんが、何年分のお金が必要かを計算して計画的に使わないと、将来お金に困ることもあるのです。
平均寿命(男性81歳、女性87歳)や、自分の両親や祖父母が何歳まで生きたかなどを考えて、あと何年自分が生きるかという予定を立てるといいでしょう。
リフォームや車の買い替えなど大きな出費がどれくらいあるのか、生活費は年間でどれくらいまで使っていいのかなど、できるだけ具体的に考えるのが大切です。
お金に困らない人の特徴2 必要のない投資はしない
退職後もお金に困らない人は、むやみやたらに投資をしません。今は誰もが「投資すべき」という風潮ですが、自分たちに必要なお金の額が分かり、それだけの貯蓄や収入が見込めるなら、無理して増やす必要はないのです。
投資はうまくいけばお金を増やせますが、場合によってはお金が減ることもあります。ただ「増やしたいから」という思い出将来必要になるお金まで投資に回すと、投資で失敗していまい、生活に困ることにもなりかねません。
お金に困らない人の特徴3 健康に気をつかっている
退職後もお金に困らない人は、健康に気を使って、病気をしないよう心がけています。病気になると病院代や手術の費用、さらには介護も必要になって大きな出費になることがあります。また病気になると、老後にせっかくできた時間を楽しめなくなります。
老後も安心して楽しく暮らせるように、今からしっかりと計画を立てましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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