日本全国、網のように張り巡らせている「自動車道」や「高速道路」。どちらも自動車専用の道路ですが、2つの内容は微妙に異なります。現在、高速道路を運営するNEXCOは、2005年に日本道路公団が民営化してできた会社です。自動車道はまた別の企業が運営しています。

「自動車道と高速道路」、どのように違うか分かりますか？

種類の異なる道路を経由するときは速度超過に注意

「自動車道」とは、車やバイクだけが走行できる自動車専用道路です。道路法で定義する道路には、高速自動車道、一般国道、都道府県道、市町村道の4種類がありますが、「自動車道」はこれら以外の有料道路です。

自動車道は2018年4月時点で31路線あり、27の事業者によって経営されています。「●●ドライブウェイ」など、エリア＋道路であることを示す名称が一般的です。「箱根スカイライン」や「九十九里有料道路」なども自動車道です。

一方、「高速道路」とは、高速自動車国道のことです。最低速度50km、最高速度100kmが基本ですが、新東名高速道路や東北自動車道の交通事故が少ない区間では最高速度120kmまで認められています。

「東北自動車道は高速道路？」と疑問に思われるかもしれません。まぎらわしいですが、高速道路に「●●自動車道」という名前を付けることも、また一般的なのです。

解答：「自動車道と高速道路」の違いとは……

「自動車道」とは主に民間企業が運営する自動車専用道路で、「高速道路」とはNEXCOが運営する高速自動車国道です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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