IT化が急速に進んだことで、慢性的に人材不足が続いているIT業界。そんなIT業界で人気の職種といえばシステムエンジニア(SE)です。SEはプログラミング能力や提案力を必要とされる専門職ですが、SEがシステム開発の現場で使っているのが「デスマーチ」。この業界用語を知っていますか? 「デスマーチ」は不眠不休が続く状態 「デ
IT化が急速に進んだことで、慢性的に人材不足が続いているIT業界。そんなIT業界で人気の職種といえばシステムエンジニア(SE)です。SEはプログラミング能力や提案力を必要とされる専門職ですが、SEがシステム開発の現場で使っているのが「デスマーチ」。この業界用語を知っていますか?
「デスマーチ」は不眠不休が続く状態
「デスマーチ」とは、英語のdeath marchのカタカナ読みで、直訳は死の行進です。IT業界のシステム開発の過酷な現場を表す言葉で、膨大な作業に追われ、仕事に終わりが見えない状態を指しています。
「デスマーチ」に陥る要因は、慢性的なSE不足やシステム開発の期間不足、クライアントからの指示変更、システムの不具合などが挙げられます。長時間の残業や徹夜の業務、休日出勤が続けば、心身ともに悪影響が及ぶため、多くの現場では、開発途中に仕様変更や要請がでないように、システム開発前に意見のすり合わせを丁寧に行うようにしています。
SEの年収は知識や経験年数に比例する
2020年度の国税庁の調査結果によると、給与所得者全体の平均年収は433万円でした。SEの平均年収は約509万円※なので、全体の平均年収と比較すると高収入であるといえます。特に金融系SEは、システムの不具合は信用問題にもつながるため、高収入になる傾向があります。
※求人ボックス「求人統計データ 2022年7月29日」
文/編集・dメニューマネー編集部
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