ホテル業界で使われている業界用語「どんでん」って知ってる?──【ビジネス・業界用語】

2022/08/25 11:00

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コロナ禍を期に大きな転機を迎えたのがホテル業界。ホテルを利用する目的が宿泊だけでなく、滞在プラスαが魅力のホカンスやステイケーションなどのプランを展開し、新しい層のお客様を取り込んでいます。そんなホテル業界で使われているのが「どんでん」ですが、この業界用語知っていますか? 「どんでん」は宴会の片付けと準備 「どんでん」

コロナ禍を期に大きな転機を迎えたのがホテル業界。ホテルを利用する目的が宿泊だけでなく、滞在プラスαが魅力のホカンスやステイケーションなどのプランを展開し、新しい層のお客様を取り込んでいます。そんなホテル業界で使われているのが「どんでん」ですが、この業界用語知っていますか?

「どんでん」は宴会の片付けと準備

「どんでん」とは、宴会が終わった後、同じ場所で次の宴会の準備をすることを指します。歌舞伎の“どんでん返し”が語源と言われています。歌舞伎では、大道具を使って舞台や場面をガラリと変えることや大掛かりな装置そのものを“どんでん返し”と呼んでいます。

「どんでん」は、テーブル上の後片付けやセッティングだけでなく、忘れ物のチェック、次の宴会のためにテーブルやイスの数や配置の変更、広い会場を2つに分けるといった大掛かりな作業もあります。

大安など日取りの良い日は結婚式の披露宴が続き、1時間後に次の披露宴が始まることもあるため、スピードと正確さが要求されます。

パーティーや結婚披露宴の1人当たりの平均相場

Withコロナの時代に入り、ホテルではコロナ対策を徹底させることで、延期されていた結婚式やパーティーなどが徐々に開かれるようになってきました。

パーティー料金の一般的な相場は、立食形式の場合、3時間の会場レンタル費と料理・ドリンク代を合わせて、参加者1人あたり約3,500円~1万2,000円で、着席形式の場合は、参加者1人あたり約5,000円~1万円です。

結婚情報誌『ゼクシィ』が2021年に読者およびネット会員に行った調査によると、コロナ禍で開かれた挙式、披露宴・ウエディングパーティーの招待客1人当たりの料理・ドリンク代の平均相場は1万9,900円でした。

文/編集・dメニューマネー編集部

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