多様性を尊重しあう時代を迎え、国内外では「ルッキズム」というステレオタイプな概念を改める動きが広がっています。欧米では個性に溢れるモデルの起用が始まり、日本ではミスコンなどのコンテストが廃止されています。 「ルッキズム」の見直しは、フェアな社会の実現の一歩といわれていますが、詳しい意味を知っていますか? 「ルッキズム」
多様性を尊重しあう時代を迎え、国内外では「ルッキズム」というステレオタイプな概念を改める動きが広がっています。欧米では個性に溢れるモデルの起用が始まり、日本ではミスコンなどのコンテストが廃止されています。
「ルッキズム」の見直しは、フェアな社会の実現の一歩といわれていますが、詳しい意味を知っていますか?
「ルッキズム」は外見に重きを置く見方
「ルッキズム」とは、見た目や容姿を表すLooksと主義を表すismを掛け合わせた言葉です。1970年代の米国で、肥満が理由で起こった差別に対する抗議運動の中で使われたのが始まりです。極端な言い方をすると、外見や容姿を重視して人を評価する外見至上主義という偏りのある考え方を表す言葉です。
「ルッキズム」は時代遅れになりつつある概念
一昔前は、見た目の美しさや格好良さが社会生活で有利に働くこともありました。しかし、現代社会では見た目ではなく経験や実力、それぞれの個性など様々な要素で人を評価する風潮が国内外で根付き始めています。
イギリスや韓国などでは、障害をもつ人やプラスサイズの人などがモデルとして活躍しています。日本でも、大学の学園祭の恒例イベント「ミスコン」が廃止され、男女を問わず出場できるスピーチコンテストに変更されたり、就職活動の履歴書の写真欄の削除を国に求めたりする動きが広がっています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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