昨日、コンビニで何にいくら使ったか覚えているだろうか?最近、スマホの通信費を見直したのはいつ?サブスクにはいくら使っている──?お金が貯まらない人は、こんな質問に答えられない。管理できていないから、お金が貯まらないのだ。こうした人に共通する習慣にはどのようなものがあるのだろうか。
コンビニに頻繁に行き、何に使ったか覚えていない
会社や学校からの帰り道、ランチから会社に戻る途中など、コンビニに何度も通う人は多いが、お金が貯まらない人は、しょっちゅうコンビニに行くし、何に使ったか覚えていないことが多い。
毎日1回、コンビニに立ち寄りコーヒー1杯買えば1ヵ月で3000円かかる。ついでにお菓子でも買えば500円くらいになる。そう考えると、1ヵ月で1万5000円ほどの出費だ。
少額の出費だといちいち覚えていないという人が多く、そうした出費の積み重ねが貯金を邪魔するのだ。
必要なものがあってコンビニに立ち寄る、コーヒーなどの飲み物は職場に持参してコンビニで買う回数を決めておく、といったルールを決めておくとよいだろう。
スマホの通信費を見直してない
お金が貯まる人は、スマホの通信費をときどき見直している。生活が変われば必要なデータ通信量は変わるし、最近は安いプランが出ているので、昔のプランのままだと損になることを知っているからだ。
例えば、リモートワークが増えて外出しなくなり、家ではWi-Fi接続をしているという人は、使っている通信量が減っているはずだ。
また最近では契約の“2年しばり”がなくなったり、新しくお得なプランが登場したりしている。毎年とは言わないまでも、スマホの機種を変更するタイミングくらいで通信プランも見直すべきだろう。
ATMで手数料を払っている
お金が貯まらない人は、ATMを手数料がかかる時間帯に使っている。たとえばコンビニで朝7時までや、夜7時以降にお金を引き出すと、手数料は110円かかる(セブン銀行の場合)。銀行ATMでも日曜の夜にお金を引き出すと220円とられる(みずほ銀行)。
ただでさえ利息がほとんどつかないのに、自分のお金を引き出すだけで数百円とられるのは無駄以外の何でもない。
ATMを頻繁に使いお金を下ろす人は、自分がよく使うATMが無料で使える時間帯を覚えたほうがよい。
また、現金をいちいち引き出さなくてもいいように、ネット銀行やキャッシュレス決済アプリを使うと節約につながるはずだ。
毎月のサブスク利用料が答えられない
サブスクサービスは月額料金を支払うことで、さまざまな音楽や動画などを楽しむことができる。だからといってあれこれ登録したままだと出費はかさむ。
そこで質問だが、自分がどのサブスクにいくら毎月払っているかパッと言えるだろうか?もし答えられない場合は、お金の管理ができていないということだ。
まずサブスクの登録状況を確かめて、あまり使っていないサービスがあるなら、会費の更新のタイミングを確認して退会すべきだ。利用したい動画や音楽が配信されたらまた登録すればよい。
お金の管理がうまい人は、何日までに解約すれば、翌月の使用料がかからないかまで抑えている。
飲み会に誘われたら行っている
飲み会に誘われたらよく考えずに行っているという人は、その飲み会に行くべきかどうかをちゃんと考えて参加を決めたほうがよい。
仕事につながるといったメリットがなければ参加してはいけない、ということではない。たまには同僚や知人と杯を交わしてストレス発散もいいだろう。
ただやみくもに飲み会に出ても、懐具合が寂しくなる一方だ。どういう目的なら参加するのか、しないのかという基準や、毎月の飲み会にかけてもいい額などを決めておくといいだろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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