クリエイティブで華やかなイメージの広告業界。例年就活生から不動の人気を誇る業界です。広告媒体の主流は、以前はテレビCMでしたが、近年は若者のテレビ離れが進み、YouTube広告の市場規模が勢いを増しています。商品マーケティングには欠かせない広告の制作現場で使われているのが「シズル感」ですが、この業界用語知っていますか?
「シズル感」は購買意欲を高める演出
「シズル感」とは、広告写真(とくに料理写真)の撮影現場で、食欲を刺激するような感覚を指します。
「シズル」は英語の擬音語を表す“sizzle”が語源の言葉です。“sizzle”は、ステーキやソーセージなどがジュージューと焼けている時の音を表すことから、広告業界では食欲をそそる見た目や音をイメージさせる表現として、使われています。
撮影現場では、飲み物を美味しそうに見せるためにコップの表面に水滴を付けたり、お刺身の新鮮さを表すために、オイルなどを塗ったり、料理にかかっているソースを照明の光でキラキラさせたりすることで、「シズル感」を演出しています。
YouTubeの広告収入は動画再生数に比例する
YouTubeは、今やテレビに代わる人気メディアです。基本的な収入源は広告で、動画の視聴者が広告をクリックしたり一定秒数以上視聴したりすると、広告主からYouTubeに広告料が支払われます。
YouTubeで広告収益を得るには、チャンネル登録者数1,000人以上、直近1年間の総再生時間が4,000時間以上であることが最低条件です。条件をクリアした場合でも、1再生あたり0.05~0.1円程度(再生数10万回で5,000円から1万円程度)ですが、有名YouTuberとなれば、数百万円程度の収入になることもあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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