銀行員は富裕層と接する機会の多く、富裕層ほどケチな部分があると感じるそうです。お金持ちがお金をどう使っているか、お金に対してどんな考え方を持っているか、間近でみている銀行員の話から、豊かな生活を送るためのポイントを4つ学びましょう。
富裕層はわずかな額でも無駄な出費を嫌う
富裕層はたとえ数百円であっても無駄な出費を嫌う傾向があるそうです。たとえば銀行の振込手数料の数百円を「もったいないから」と言い、できるだけまとめて振り込むなど、とにかく減らせる出費は減らす姿勢である人が多いそうです。
「お金持ちなら数百円くらい気にしなくてもいいでしょ」と思うかもしれませんが、そうした無駄な出費を抑えるからこそ資産が築けているのかもしれません。富裕層ほどお金の大切さを知っているということでしょう。
多少の利益でも見逃さない
富裕層は少額でも確実に利益が出るものを見逃しません。銀行は定期預金の利率アップキャンペーンを定期的にやっていますが、そういったチャンスをしっかり活用しているといいます。
銀行の利率アップキャンペーンでは、0.1%程度の利率アップが多く、たとえば0.1%の利率で100万円を入れると、1年で1000円の利益が出ます。
それほど大きい金額ではありませんが、こういったキャンペーンでも富裕層はよく見ているようです。
自分で投資の勉強をしている
富裕層は自分で投資の勉強をして、優良銘柄や買うタイミングを考えています。銀行員が投資の営業に行くと、すでに買う銘柄を考えていたり、相場を見て自分で買い時を判断していたりすることが多いといいます。
最近は岸田首相が「資産所得倍増計画」を掲げたこともあって、投資の話題が増えており、実際に投資を始めた人も多いようですが、自分で勉強してしっかりと投資に取り組んでいる人は、むしろ富裕層のほうが多い印象さえあります。
人間関係を大事にしている
富裕層は人間関係を大切にしていて、友人やお世話になった人へのお礼の品などにはお金を惜しみません。銀行の担当者との間でも親密な関係を築いていて、「食事をご馳走したい」という人もいるようです。
ただし、富裕層をよく知る銀行員は、富裕層が何かしらのメリットを引き出そうとしてお礼にお金をかけているのではなく、相手に感謝し、学ぶ姿勢を持つことで自身の楽しみや成長につなげているのではないかと分析しています。
富裕層は大切なものにはお金と時間を使い、無駄遣いはしないのです。お金の使い方、考え方を学び、取入れてみてはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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