お金持ちに学ぶ

銀行員は見た!富裕層が子供に教えているお金のこと

2022/09/05 07:00

銀行員が日頃富裕層と接する中で、お金持ちが子供にしているお金の教育や、その考え方に触れることがあり、そこには共通点や特徴があるそうです。お金持ちの金銭教育から学べるポイントにはどんなものがあるのでしょうか。 子供名義での投資の目的は「子供が投資に触れる機会」をつくること 富裕層は子供の名義で株や投資信託などを買っていま

銀行員が日頃富裕層と接する中で、お金持ちが子供にしているお金の教育や、その考え方に触れることがあり、そこには共通点や特徴があるそうです。お金持ちの金銭教育から学べるポイントにはどんなものがあるのでしょうか。

子供名義での投資の目的は「子供が投資に触れる機会」をつくること

富裕層は子供の名義で株や投資信託などを買っていますが、これは子供の資産を増やすためというより、子供が投資に触れる機会を作るのが目的のようです。また「貯金」ではなく「投資」であることもポイントです。

子供の頃から投資に触れさせておけば、大きくなってから投資を続けるでしょう。投資は期間が長いほど有利なので、早くからから投資を始めておいたほうが資産を増やす意味でもよいのです。

また、子供の名義で口座を開いて預金させている人は多いでしょうが、投資している(させている)人がいるのも富裕層の特徴ではないかと、富裕層に接する機会の多い銀行員は指摘しています。

必要なお金は惜しまないが、お小遣いは制限する

富裕層は子供にとって必要な物や習い事にはお金を惜しみませんが、ゲームや遊びなど子供が自由に使えるお金は制限してやりくりさせることで、金銭感覚をつけさせています。

富裕層の家に行くと、子供のために買ったピアノなどを置いている家も多いといいます。子供のためになるものにはお金を惜しまない反面、子供に渡して自由に使わせるお小遣いの額は決して多くないようです。

子供に「我が家はお金持ちである」と感じさせない

富裕層は必要なものにしかお金を使わず、子供に自分の家がお金持ちだと感じさせません。実際、ある資産家の小学生の子供は「うちはお金持ちじゃないよ」や「お母さんはケチだよ」と言っていたそうです。

子供は親の行動を見て育ちます。お金持ちだから何でも買うのではなく、普段の生活で子供に無駄遣いをしないところを見せることで、子供にとってはそれが普通になり、将来的に無駄遣いをしなくなるのです。

富裕層こそお金の大切さをよく分かっていて、子供がお金について学ぶ機会を作っています。子供の将来のためにも、お金持ちのやり方を真似してみてはいかがでしょうか。

文/編集・dメニューマネー編集部

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