退職・老後が近い

50代で「老後資金を作りたい」人がやったほうがいい3つのこと

2022/09/08 07:00

定年・老後が目前に迫る50代は、老後の暮らしとかかるお金について見直すべき時期だ。そろそろ子育てもひと段落する家庭も多いこの時期、安定した老後のために、やっておきたいことがある。 生活費・支出の全体像を見直そう 50代は30代、40代の延長ではあるものの、生活にかかるお金もその頃と変わってきているはずなので、このタイミ

定年・老後が目前に迫る50代は、老後の暮らしとかかるお金について見直すべき時期だ。そろそろ子育てもひと段落する家庭も多いこの時期、安定した老後のために、やっておきたいことがある。

生活費・支出の全体像を見直そう

50代は30代、40代の延長ではあるものの、生活にかかるお金もその頃と変わってきているはずなので、このタイミングで一度、生活費全体、支出全体が適切かどうか見直すといいだろう。

教育費などはもとより、食費や光熱費、住居費などの固定費も、果たして「今の自分たちに必要か」という観点で見直そう。その中には、たとえば動画やネットサービスのサブスクリプション契約など「何となく続けてきた出費」もあるはずだ。

住宅ローン・保険を見直そう

住居費も見直すべきと指摘したが、もし持ち家で住宅ローンの返済が続いているなら、一度、現時点でこのまま払い続けるのがよいかどうか確認しておきたい。契約内容や残高によっては、見直しをしたほうがいい可能性もあるからだ。

これは保険も同様で、もし子育てが終わっているなら大きな保障額は要らなくなっているかもしれない。現時点で加入している保険契約の保障内容が必要なものか確かめよう。

契約してから月日がたっていれば、同じ保障内容でも安く契約しなおせるかもしれない。

ただ、年齢が高くなっているため逆に保険料が高くなる場合もある。毎月の保険料負担と、欲しい保障内容のほか、自分が契約したときにはなかった新しい保険商品も含めて比べてみるといいだろう。

副業で収入を増やそう

支出を減らすことばかりでなく、収入を増やすことも考えよう。50 代ともなればビジネスやプライベートでいろいろな経験をしてきており、また人脈もあるはずだ。それらを生かして副業をするというのはどうだろうか。

もし、得意分野があるのなら、それを生かしてコンサルをしたり、誰かに教えたりするといい。スポットコンサルのサービスや、学びたいことがある個人と、教えられることがある個人をつなぐサービスも多数生まれている。

文/編集・dメニューマネー編集部

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