日本で消費税が徴収され始めたのは1989年。当初は3%でしたが、5%、8%、10%とすでに3回も引き上げられています。 現在は「軽減税率」と「標準税率」の複数税率ですが、どちらが適用されているのかは、日常であまり意識されていないかもしれません。消費税の「軽減税率」と「標準税率」、2つの違いが分かりますか? 社会保障費は
日本で消費税が徴収され始めたのは1989年。当初は3%でしたが、5%、8%、10%とすでに3回も引き上げられています。
現在は「軽減税率」と「標準税率」の複数税率ですが、どちらが適用されているのかは、日常であまり意識されていないかもしれません。消費税の「軽減税率」と「標準税率」、2つの違いが分かりますか?
社会保障費は現役世代だけでなく全世代で賄っている
「軽減税率」とは、特定の品目のみに適用される、消費税の税率です。軽減税率制度は2019年10月1日の消費税引き上げと同時にスタートしました。軽減税率は8%で対象品目は新聞と飲食料品です。
ただ、新聞は週2回以上発行で定期購読に基づくものが軽減税率の対象とされ、コンビニで1部だけ購入する場合には適用されません。また、飲食料品にはテイクアウトと宅配が含まれますが、酒類・外食は対象外です。
一方、「標準税率」とは、通常適用される税率のことです。消費税の標準税率は10%ですが、その税収はすべて社会保障の財源に充てられています。それでもなお、社会保障4軽費(年金・医療・介護・少子化対策)には足りていません。
解答:「軽減税率と標準税率」の違いとは……
消費税において「軽減税率」とは、飲食料品と新聞に適用される8%の税率で、「標準税率」とは、通常使われる10%の税率です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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