年金・イデコ

NHK受信料や年金保険料を節約する方法「少しでも安くしたい」なら

2022/09/12 07:00

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NHK受信料や国民年金保険料など、多くの人が払わなければいけないお金というものがあります。支払額を少しでも減らす、お得な方法があります。それは一括で払ってしまうことです。どのくらいお得になるのでしょうか?(価格はすべて税込) NHK受信料は年間払いで1050円お得 NHKの受信料はひと月1225円で、通常2ヵ月ごとに2

NHK受信料や国民年金保険料など、多くの人が払わなければいけないお金というものがあります。支払額を少しでも減らす、お得な方法があります。それは一括で払ってしまうことです。どのくらいお得になるのでしょうか?(価格はすべて税込)

NHK受信料は年間払いで1050円お得

NHKの受信料はひと月1225円で、通常2ヵ月ごとに2450円の支払いですが(地上契約、口座振替の場合)、6ヵ月か12ヵ月の前払いをすると、お得になります。

例えば、6ヵ月前払いすると、ひと月あたり1169円で、12ヵ月では、ひと月1138円です。「12か月前払」だと1年分で1万3650円となります。2ヵ月ごとに支払うよりも、6ヵ月前払いなら年間で570円、12ヵ月なら1050円お得です。

国民年金は2年間分一括払いで1万5790円の割引

国民年金の1ヵ月当たりの保険料は1万6590円(2022年度)で、こちらもまとめ払い(国民年金前納割引制度)があり、6ヵ月、1年、2年のいずれかの期間前払いできます。

一番お得なのは当然、2年分まとめて払う場合で、2年分で38万1530円(2022年度、口座振替の場合)となり、毎月払うより1万5790円も安くなります。

心配なのは、期間の途中で就職したり、家族の扶養に入ったりして、国民年金を支払う必要がなくなった場合ですが、その時は不要な保険料は返還してもらえます。

iDeCoの掛金も年1回の納付で毎年1155円の節約

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)も、掛金の一括払いができる「掛金年単位拠出」の仕組みがあり、掛金そのものは安くなりませんが、掛金を出す都度かかる国民年金基金連合会の手数料(月105円)を節約できます。

掛金を毎月出すと、105円の手数料が12ヵ月分で、年間1260円かかります。これが1年分の掛金をまとめて年1回出すようにすると、手数料は1回分の105円で済みます。毎年1155円の節約ができます。

サブスクも一括払いできないか?支払いはクレカが使えないか?

最近は、動画配信やアプリを定額利用するサブスクリプションが人気ですが、年払いでお得になるサブスクサービスもあります。

支払いの際も振り込みなどではなくクレジットカードを使えばポイントが貯まることもありますので、利用しているサービスについて、お得な支払い方法がどれか調べて節約につなげてはいかがでしょうか。

文/編集・dメニューマネー編集部

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