財布をチェック!額面以上で売れる「プレミア紙幣」の探し方

2022/12/16 18:30

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50円玉の穴がずれていたり、1円玉の形なのに何も刻印されていなかったりする「エラー硬貨」が高く売れることは知られていますが、実は「お札」にも高く売れるものがあります。「プレミア紙幣」と呼ばれるもので、エラーがなくても珍しい特徴があると高い値がつきます。特に高いのはどんなお札なのでしょうか。 キリ番、ゾロ目 「11111

50円玉の穴がずれていたり、1円玉の形なのに何も刻印されていなかったりする「エラー硬貨」が高く売れることは知られていますが、実は「お札」にも高く売れるものがあります。「プレミア紙幣」と呼ばれるもので、エラーがなくても珍しい特徴があると高い値がつきます。特に高いのはどんなお札なのでしょうか。

キリ番、ゾロ目 「111111」など。「7」並びは人気?

紙幣には「記番号」と呼ばれるアルファベットと数字を組み合わせた文字列が印刷されていますが、これが珍しい並びのものは高値で取引されることがあります。

特に「100000」のようにキリの良い「キリ番」や「111111」のように同じ数字が並ぶ「ゾロ目」はニーズがあります。

取引価格は額面の2、3倍ほどが多いようですが、中には10倍以上の値段がつくものもあります。ネットオークションでは、「777777」がついた一万円札が即決価格15万円で出品されています。

エラー紙幣 ミスの種類によるため値幅は大きめ

お札が刷られる段階で、機械の不具合やチェック漏れによってイレギュラーな状態になった「エラー紙幣」は、ミスの種類によってはかなりの高額になります。

特に裁断ミスで余計な切れ端のついた「福耳」や、印刷が大きくズレたり二重になっているものはかなり珍しく、時には額面の100倍ほどで取引されることもあります。

どこまでが紙幣の印刷時についたものか、流通後につけられたものなのか、素人で判断するのは難しそうです。ネットオークションでは、既に発行されていない百円札や十円札、あまり流通していない二千円札など、おなじみとはいえない紙幣が多い点は注意が必要でしょう。

旧紙幣 高齢の家族が持っているかも?

製造が終了している旧紙幣も価値がつきやすく、特に年代の古い物ほど高値で取引されます。たとえば昭和に発行されていた聖徳太子の100円〜1万円札。状態や記番号によっては額面以上で買い取ってもらえるでしょう。

また、難易度は高いものの、もしも「明治通宝」「旧国立銀行券」といった明治初期のお札を見つけることができれば、数十万円もの値がつく可能性もあります。もしかしたら、高齢の家族が持っているかもしれません。

エラー紙幣や旧紙幣は簡単に見つかるものではありませんが、キリ番やゾロ目のお札は誰でも手に入れる可能性があるため、探してみる価値はありそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・kindo3 / stock.adobe.com(画像はイメージです)

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