日立やパナソニックなど家電メーカーが相次いで値上げを発表しており、家電を安く買う購入は節約のため新品だけでなく、型落ち品や中古品も視野に入れましょう。安く買うためのコツは5つあります。
家電メーカーが続々と値上げを発表、インフレや半導体不足が背景に
2022年4月以降だけでも、日立製作所 <6501> 、パナソニック <6752> 、アイリスオーヤマなどが卸価格や小売希望価格などを値上げしています。背景にあるのは世界的なインフレで原材料価格や輸送費などが上がっていることです。
こうした中で家電を安く買うにには、新品や最新商品だけでなく、型落ち品や中古品も選択肢に入れましょう。
例えばパナソニックの冷蔵庫の2022年モデル「NR-E458PX-N」はビックカメラで約24万円(オンライン価格)、同型式の中古品は系列のソフマップで約17万円です。
これに対して型落ち品にあたる2021年モデルの「NR-E457PX-N」はネットで16~18万円程度と、いずれも新型モデルの新品に比べて安く買えます。
次の5つの安く買うためのコツを知っておくとより賢く家電を選べます。
コツ1 比較サイトで基準となる値段を調べる
型落ち品や中古品を安く買うためにまずは価格.comなどの比較サイトで買いたい家電の新品価格の相場を調べて、基準となる値段を把握しましょう。型落ち品の在庫はネット販売店で残っていることが多いです。
コツ2 なるべく現金で決済する
決済に現金を使うと、量販店などでもらえるポイントがカード決済よりも高くなります。ネット販売店では現金決済とカード決済でサイトを分けて運営し、カード決済対応のサイトの価格を高めに設定している場合もあります。
コツ3 展示品や未使用品を狙う
中古品は状態が不安という人は、展示品や未使用品を狙うのもよいでしょう。多少の汚れ、傷があるかもしれませんが、状態も新品同様で新品よりも割安に買えます。
コツ4 中古品は保証や状態なども含めて検討する
中古品は商品の状態によって価格が違うので、販売店で設定されている状態や動作のランクを参考にして選びましょう。当然、汚れていたりキズがある場合はランクが低くなり、価格も安くなります。
中古品の保証は販売店によって保証の期間や範囲、条件が異なります。本体価格だけでなく保証内容も含めて検討しましょう。
コツ5 大型家電は設置料や工事料金をチェックする
エアコンや冷蔵庫などの大型家電は配送料や工事料金などが別途かかるので、追加費用をあわせて検討しましょう。エアコンの工事代金は設置する場所や状態によって追加料金がかかるケースもあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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