三越伊勢丹ホールディングス <3099> は2008年に設立され、三越・伊勢丹などの百貨店を国内外で運営しています。百貨店業のほか、国内保有不動産の再開発や国内外の商業不動産事業やMIカードや友の会などのクレジット・金融・友の会業も行っています。
百貨店業は三越伊勢丹グループ売上高の約8割を占めるコア事業で、三越・伊勢丹・岩田屋・丸井今井の4つの"のれん"をもち、国内で20店舗、海外では中国・東南アジアを中心に28店舗展開しています。
三越伊勢丹では、サステナビリティ活動の取り組みとして、顧客の使わなくなった衣料品、バッグ、時計、宝石などの買い取り・引き取りサービス「アイムグリーン」を行っています。引き取りをした衣料品の一部は資源としてリサイクルするなど、責任をもって未来につなげる場所へ送り出しています。同社は産学連携プロジェクトとして、顧客より買い取りができずに引き取りをした品物を、東京都立青山高等学校へ無償で提供しました。提供された品物は生徒がリメイクをし、2022年9月3・4日開催の文化祭で上映される演劇の衣装に生まれ変わるそうです。
300株以上を2年以上の継続保有で、株主優待カードの限度額が2倍に
三越伊勢丹ホールディングスの株主優待は、100株以上保有の株主が優待対象です。株主優待カードは、三越・伊勢丹・岩田屋・丸井今井などのグループ各店舗での買い物や飲食代金を利用限度額の範囲内で10%割引になります。
9月末時点の株式名簿に記載された新規株主には株主優待カードが発行されます。保有株式数によって利用限度額は異なり、新規株主に発行される優待カードは、100株以上で15万円、300株以上で20万円、500株以上で25万円、1,000株以上も保有株式数によって限度額が増額します。新規株主がそのまま株式を継続保有していると、翌年3月末時点の株主と同じ利用限度額の株主優待カードが発行されます。
3月末時点で100株以上の保有の株主の株主優待カードの限度額は、100株以上で30万円、300株以上で40万円、500株以上で50万円、1,000株以上で100万円となり、以降も保有株式数によって限度額が増えます。株主優待カードは年1回6月下旬頃に発行となり、有効期限は翌年7月31日までです。
長期保有特典もあり、300株以上を2年以上の継続保有で限度額の設定は2倍となります。株主優待カードには、セール品や食品の買い物にも利用可能です。一部適用除外品目や適用除外ブランドがあります。優待内容の詳細は同社Webサイトで確認できます。
銘柄コード | 3099 |
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発行基準日 | 3月末、9月末 |
内容 | 株主優待カード |
発行日 | 6月、11月(新規株主のみ) |
株価 | 1,224円(2022年9月14日終値) |
投資最低必要額 | 122,400円 |
優待に必要な額 | 122,400円 |
優待利回り | N/A |
IRページ | https://www.imhds.co.jp/ja/ir/index.html |
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・buritora / stock.adobe.com(画像はイメージです)
※この記事は優待情報の紹介が目的で、個別銘柄への投資を推奨するものではありません。株価や優待内容は変わることがありますので、投資を検討される際は必ずご自身でお確かめください。
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